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WEBサイト制作2024年6月5日
美容室のホームページのメリット5つ!集客につなげる方法4つも解説
美容室にホームページは必要なのかと悩んでいませんか?
美容室の集客はポータルサイトで行うことも多いため、わざわざ費用をかけてまで作る必要があるのかと考えてしまいますよね。
美容室のホームページは、必ずしも必要というわけではありませんが、作っておくことで多くのメリットがあります。
具体的には、以下のようなメリットです。
このように多くのメリットがありますが、ただホームページがあれば成果につながるというわけではありません。
作る上で留意しなければいけないポイントがある上に、ホームページからの集客につなげるためにはしなければならないこともあるためです。
実は、美容室のホームページを作ったものの、その後の運用のことまで考えていなかったがために、成果につながらず、制作と維持で費用をかけただけになってしまったということもあるのです。
この記事をとおして、美容室のホームページのメリットや制作のポイントについて知っていただければ幸いです。
今回は、美容室のホームページのメリットを説明したうえで、載せるべき項目や制作のポイント、集客につなげるための方法について解説していきます。
具体的には、以下の流れで解説していきます。
この記事を読めば、美容室のホームページについてよくわかるはずです。
目次
1章 美容室にホームページは必要?ホームページを作るメリット5つ
美容室がWEB上での集客を考える場合、ホットペッパーなどのようなポータルサイトが一般的ですよね。
特に美容室の場合、わざわざホームページを作らなくてもポータルサイトからある程度の集客が期待できるため、ホームページやSNSではなくポータルサイトを活用するという店舗も多いと思います。
しかし、このような事情があっても、美容室がホームページを持つことによって、多くのメリットが期待できるのです。
具体的には、以下のメリットが挙げられます。
それでは、順番に解説していきます。
1-1 メリット1:集客に活用できる
美容室のホームページのメリットの1つ目は、集客に活用できることです。
WEB上での集客を考える場合、ポータルサイトの活用が真っ先に考えられると思います。
もちろん、ポータルサイトを活用すれば集客を期待できます。
しかし、ポータルサイトは、サイト側のテンプレートに従って情報を掲載する必要があるため、載せられる情報量や内容に制限ができてしまうというデメリットがあります。
そのため、より詳細な情報を知りたいがために、ホームページもチェックするという方が一定数いるのです。
実際に、美容室探しで使う媒体としては、ポータルサイトが約68%と多数を占めていますが、美容室探しでホームページをチェックする方も約66%と同じ程度の割合存在します。
(データ出典:美容室選びで「公式ホームページをチェックしますか?」のアンケート調査|HAIRLOG SPECIAL)つまり、ポータルサイトから情報を集めている方のうち、半数程度はホームページも併せてチェックしているということになります。
ポータルサイトなどに掲載しきれない情報や伝えきれない店舗の雰囲気のような情報をホームページで伝えることができれば、不安を軽減し、顧客獲得につなげることができるのです。
加えて、ホームページの使い方次第ではありますが、ブログなどを併用して運用することで、ホームページ自体からも集客ができる場合があります。
もちろん、SEO対策という検索結果の上位に来るような対策が必要にはなりますが、ホームページ自体を集客のツールにすることもできるのです。
このように、ポータルサイトとの相乗効果も期待でき、ホームページ自体からの集客も行うことができるため、美容室のホームページは集客に活用できるのです。
1-2 メリット2:情報発信がしやすい
美容室のホームページのメリットの2つ目は、情報発信がしやすいことです。
ポータルサイトで発信できる情報量はスペースの問題などで限られてしまいますが、ホームページなら、自店舗で好きなように情報発信をすることができます。
決められたレイアウトに従う必要もないため、自分たちの好きなレイアウトのヘアカタログなどを作ることも可能です。
それだけではなく、お役立ち情報の発信やキャンペーンの情報など、様々な情報を発信することもできます。
加えて、ポータルサイトは、どうしても新規の顧客向けの内容になってしまいやすい傾向にあります。
新規顧客向けのクーポンの乱発や値下げ合戦というような状況になってしまう場合もあるでしょう。
しかし、ホームページがあれば、新規顧客向けの情報はもちろん、既存顧客やリピーター向けのコンテンツも充実させることができるのです。
1-3 メリット3:他店と差別化できる
美容室のホームページのメリットの3つ目は、他店と差別化できることです。
美容室は頻繁に通う必要があるため、自身の生活圏内で店舗を探している方がほとんどです。
そうなると、自店舗の情報をポータルサイトなどでチェックされているのと同時に、当然同じ地域の競合店舗の情報もチェックしている可能性が高くなります。
しかし、先ほども説明した通り、ポータルサイトなどはテンプレートに従う必要があるため、情報の見やすさはあっても、大きな差別化をすることが困難になってしまうのです。
例えば、顧客単価が1万円以上の店舗でも2000円程度の店舗でも、同じような見た目、テンプレートで情報を伝えることになるため、ユーザー側からそれぞれの違いや良さは分かりづらくなってしまいます。
他方で、ホームページがあれば、自由なデザインで自店舗の魅力や強みを、自店舗の顧客やターゲットに合わせて訴えることができます。
学生やシニア層などの年齢層や、男性や女性などの性別に合わせて、発信する情報やコンテンツを変え、好感を得やすいデザインに調整することができるのです。
ホームページにしっかりと情報を掲載することで、何が違うのか、どこが魅力なのか、どのようなことにこだわっているかなどの違いを打ち出し、差別化することが可能になるのです。
1-4 メリット4:信頼性を担保できる
美容室のホームページのメリットの4つ目は、信頼性を担保できることです。
初めて店舗を訪れるのは、どうしても不安がつきまとうものです。
「どんな雰囲気の美容室なのか」「どんなスタイリストがいるのか」「どんなカットをしてくれるのか」「安心してスタイリストに任せられるのか」「料金はどの程度か」など、その不安は様々です。
特に美容室の場合、長時間の滞在や美容師とのコミュニケーションが必要になることも多いため、店舗や美容師の雰囲気が重要視される傾向にあります。
しかし、このような不安は、限られた量の情報しか発信できないポータルサイトでは、解消しきることは非常に困難です。
他方で、ホームページがあれば、自店舗の客層に合わせて求められている情報を開示しておくことで、不安を軽減することができます。
どういったスタッフがいて、どういう時間を過ごせて、予算はどの程度必要なのかという情報をしっかり開示している店舗と開示していない店舗では、信頼性に大きな差が生まれます。
当然、この差は検討段階の方の大きな検討要素にもなるため、集客の結果にも影響することになってきます。
そのため、情報発信することで信頼性を担保できるというのは、ホームページの大きなメリットなのです。
1-5 メリット5:スタッフ採用に活用できる
美容室のホームページのメリットの5つ目は、スタッフ採用に活用できることです。
美容室などは、人手不足の店舗も多いと思います。
すぐにでも採用できないと困る場合など、緊急的に必要になった時は人材紹介会社に依頼するなどして、費用をかけて採用することもあるかもしれません。
しかし、良い人がいたら、働きたいという人がいれば採用したいというような、緊急性のない採用活動をしたい場合、費用を投じてまで採用活動をすることはないでしょう。
そこでホームページを持っていれば、スタッフ採用のためのページを作って公開することができます。
静的なホームページであればページ制作などを外注する費用がかかりますが、WordPressなどで更新できるように制作していれば、費用をかけずにページを増やすこともできます。
SNSも運用しているのであれば、SNSからホームページの採用情報を掲載したページに誘導することもできます。
加えて、人材紹介会社への依頼やホームページがないような場合、採用の問い合わせとなると電話か直接来店して話をするという方法になってしまうのです。
これは思っている以上にハードルが高く、店舗側も対応に時間を割く必要が生じてしまいます。
しかし、ホームページであれば、お問い合わせフォームを設置することもできるため、フォームやメールからのお問い合わせという手段を増やすことができ、心理的ハードルを下げることができます。
これは対応する店舗側にもメリットがあり、電話や訪問を受けての対応を減らし、時間がある時にメールで返信するという手段での対応を取ることができるようになるのです。
そのため、ホームページをもって採用活動に活用するというのは、求職者側にも店舗側にもメリットがあるのです。
2章 美容室のホームページに載せるべき項目8つ
美容室のホームページには、掲載しておくべき情報がいくつかあります。
具体的には、以下のような情報です。
それでは、順番に解説していきます。
2-1 項目1:店舗情報
美容室のホームページに載せるべき項目の1つ目は、店舗情報です。
これは美容室に限らず、実店舗を持つ店舗のホームページであれば、必ず必要な項目になります。
ユーザーが気になる情報やチェックしておきたいと考えられる情報は、可能な限り記載しておくようにしましょう。
例えば、以下のような情報です。
このような情報を掲載しておくことで、トラブルや同様のお問い合わせ減少にもつながりますし、来店のしやすさにつなげることができます。
2-2 項目2:コンセプト
美容室のホームページに載せるべき項目の2つ目は、コンセプトです。
これは、他店舗との差別化を図る上で重要な項目になります。
コンセプトとは、そのお店ならではの「特徴」や「強み」、「こだわり」などを表したもののことです。
例えば、高い技術力や居心地のいい快適な店内環境など、それぞれのこだわりや良さがあるでしょう。
そのようなコンセプトをアピールすることで、他店舗との差別化を図ることができますし、比較検討する際の判断材料にもなります。
方法としては、コンセプト用のページを作る方法や、トップページにコンセプトを散りばめる方法があります。
どのような方法でも、コンセプトは店舗の強みの訴求につながるため、掲載することをおすすめします。
2-3 項目3:外観・内観写真
美容室のホームページに載せるべき項目の3つ目は、外観・内観写真です。
美容室を探している方の中には、美容室自体の雰囲気を重要視する方も多くいます。
単に髪を切る場所としてではなく、居心地のいいサロンとしての側面を期待されているのです。
リラックスできる空間なのか、どのような雰囲気の中で過ごすことができるのか、待ち時間を快適に過ごせるようなものがあるのかなど、写真だけでも提供できる情報は多々あります。
外観や内観の写真は、空間の雰囲気を基準に選んでいる方の大きな判断材料になります。
写真にこだわることで、店舗の魅力を最大限に伝えることができるようにしましょう。
2-4 項目4:提供メニューと料金
美容室のホームページに載せるべき項目の4つ目は、提供メニューと料金です。
どのような施術メニューを提供しているのか、その料金はいくらなのかを掲載するようにしましょう。
これらの情報をしっかりと記載しておくことで、顧客が安心して予約することができるようになります。
また、セットメニューなどを用意しているのであれば、どの程度お得になるのかなどを記載しておくと、顧客側としても検討しやすくなります。
ポータルサイトでは多岐に渡るメニューの説明などは掲載できる情報量に特に限りがあるため、ホームページはより詳細なメニューなどの情報提供に役立てることが出ます。
2-5 項目5:ヘアカタログ
美容室のホームページに載せるべき項目の5つ目は、ヘアカタログです。
来店する顧客の中には、どんなヘアスタイルにしたいかが明確にイメージできていないという人もいます。
このような場合に、ホームページにヘアカタログや施術後の写真を載せておくことで、イメージを固めるための重要な情報となります。
美容師側としても、掲載していたヘアカタログをもとに注文してくれるだけで、どのようなヘアスタイルを期待しているのかイメージが持ちやすくなりますし、トラブル防止にも役立ちます。
2-6 項目6:スタッフ紹介
美容室のホームページに載せるべき項目の6つ目は、スタッフ紹介です。
美容室に在籍しているスタッフの名前と写真も、掲載しておくべき重要な項目となります。
美容室のホームページを閲覧する方の中には、どのようなスタイリストが在籍しているのかを確認するために閲覧しているというケースが少なくありません。
その理由は、女性に担当してもらいたいからというものや、スタイリストの雰囲気や詳細を知りたいというものまで様々です。
美容室の特性上、担当してもらうスタイリストとは一定の時間コミュニケーションを取ることになるので、雰囲気や人柄を知っておきたいというのも不思議な話ではないでしょう。
そのため、名前と顔だけではなく、好みや趣味など、プライベートの情報を差し支えのない範囲で掲載しておくのがおすすめです。
そうすることで、ある程度人柄を把握してもらいやすくなりますし、親近感も持ってもらいやすくなります。
2-7 項目7:予約フォーム
美容室のホームページに載せるべき項目の7つ目は、予約フォームです。
情報量は十分であっても、見終わった後にアクションにつなげる仕組みを作らなければ、予約にはつながりづらくなってしまいます。
行ってみたいという意欲が高まった最高の瞬間を、自ら逃してしまっている状態になってしまうのです。
電話して予約するという行為は、思っている以上にハードルが高いものです。
ホームページから簡単に予約できるようにしておくことで、そのハードルを下げるだけでなく、必要な情報を確実に得ることもできます。
入力項目が多岐に渡り煩雑になるとストレスにも繋がるため、入力項目は最低限に絞り、できるだけ簡単に予約できるようにすることがポイントです。
予約システムの構築は費用も掛かるため、既に利用しているものがあれば、そちらへのリンクを設置するというのもいいでしょう。
2-8 項目8:スタッフブログ
美容室のホームページに載せるべき項目の8つ目は、スタッフブログです。
必須ではありませんが、スタッフブログの運営によって、顧客に信頼感や親近感を持ってもらうことができます。
スタッフブログで、ヘアケアなどの便利情報やお店のイベント・キャンペーンの詳細のような、お役立ち情報などを定期的に更新していきましょう。
お店の情報だけでなく、スタッフ個人の日々の出来事や美容室での出来事などをブログに書くことで、顧客から親近感を持ってもらえるケースもあります。
スタッフブログでお役立ち情報を提供することで集客をしたいというような場合には、SEO対策を行う必要があるため注意が必要です。
3章 美容室のホームページを作る上でのポイント6つ
美容室のホームページを作るうえで、抑えておくべきポイントがあります。
具体的には、以下の6つです。
それでは、順番に解説していきます。
3-1 ポイント1:ターゲット・コンセプトを明確にする
美容室のホームページ制作のポイントの1つ目は、ターゲット・コンセプトを明確にすることです。
最初に訴えかけるターゲットを明確にすることで、ターゲットの性質にあったデザインに繋がり、興味を惹きやすいホームページの制作に繋がります。
それに加えて、ペルソナというさらに踏み込んだ詳しい顧客像を定めておくと、よりターゲットに対して訴えかけることができます。
ペルソナで設定する項目の具体例としては、以下のようなものがあります。
ここまで決めると、コンセプトも導き出しやすくなります。
コンセプトは、「店舗の強み・ウリ」と「ターゲット(ペルソナ)の趣向」を併せて導き出していくことがポイントとなるためです。
コンセプトとターゲットをホームページ制作前に明確にしておくことで、ホームページでより効果的に顧客に訴えかけることができるようになります。
3-2 ポイント2:写真にこだわる
美容室のホームページ制作のポイントの2つ目は、写真にこだわることです。
美容室のホームページであれば、とにかく写真にこだわるようにしましょう。
最新のトレンドを取り入れた写真や、お店のコンセプトに合わせた写真であることはもちろん、光の加減などのこだわれる部分にはとことんこだわることが重要です。
また、スタッフ写真などの写真が並ぶページでは、統一感も重要になります。
一つ一つの写真のクオリティが高かったとしても、多くの写真が並んでいるのに統一感がなければ、「ごちゃごちゃしている」という印象を持たれかねません。
明るいにぎやかなお店をコンセプトにしていて、わざと落ち着かない感じを出しているというなら話は別ですが、基本的にはコンセプトに沿った雰囲気の写真で統一しましょう。
店舗の写真やスタッフの写真などに限らず、美容室のホームページに使用する写真はその完成度一つで印象に大きく影響を与えます。
自分たちでうまく撮れる自信がないということであれば、プロのカメラマンに依頼するのも1つの手になります。
サイト自体の構造はシンプルでも写真のクオリティが高ければ、それだけでお洒落な美容室だと思ってもらうこともできます。
3-3 ポイント3:予約フォームなどは見つけやすくする
美容室のホームページ制作のポイントの3つ目は、予約フォームなどは見つけやすくすることです。
予約ページへの導線は、すぐに分かるようにしましょう。
せっかく予約したいと思ってもらえても、サイト内の導線が複雑でどこから予約すればいいか分からないのでは意味がありません。
最悪の場合、予約を面倒くさく感じて別の店舗を探し始めてしまう可能性もあります。
そうならないためにも、「予約する」ボタンを常に画面端に表示する方法などを用いて、導線を目立つように配置しておきましょう。
3-4 ポイント4:スマートフォン対応
美容室のホームページ制作のポイントの4つ目は、スマートフォン対応です。
近年ではインターネット利用者全体のうち、71.2%がスマートフォンを使っています。
特に美容室の場合、パソコンでじっくり調べるというよりも、スマートフォンで行きたいお店を探すというケースの方が多いでしょう。
パソコンを基準にしたページにしてしまうと、スマートフォンの小さな画面でパソコン用の大きなページを何とか見るという状況になってしまいます。
そのようなページは閲覧者に多大なストレスがかかるため、スマートフォンで見ている方の離脱を招いてしまいます。
そうならないために、スマートフォン対応が重要になるのです。
具体的な方法については、以下のページで詳しく解説しています。
3-5 ポイント5:サイト流入経路を考えた設計をする
美容室のホームページ制作のポイントの5つ目は、サイト流入経路を考えた設計をすることです。
美容室を開業するし、とりあえずホームページを作ろうというスタンスでは、失敗する可能性が高くなってしまいます。
ホームページは、存在するだけで見に来てもらえるようなものではありませんし、店舗名で検索がヒットしても、有名店舗でもなければそのような検索方法自体されません。
そのため、ポータルサイトやSNSのリンクから流入するだけでいいのか、検索からも流入して欲しいのかによって、サイトの設計も変わります。
検索からの流入を期待している場合、SEO対策という検索結果の上位に表示させる対策が必須になるためです。
そのため、どのような経路でホームページを見てもらうかというのは、設計段階から考えておきましょう。
3-6 ポイント6:制作時から運用のことまで考えておく
美容室のホームページ制作のポイントの6つ目は、制作時から運用のことまで考えておくことです。
ホームページは、作ればそれで終わりというわけではありません。
制作が終わったら運用していく必要があります。
ホームページの運用をせずに放置してしまうと、最悪の場合WEBサイトの表示自体ができなくなりますし、古い情報の放置してしまうと顧客の満足度、信頼度にも悪影響を与えるためです。
例えば、値上げしたにも関わらずホームページを更新していない状況だったとしましょう。
そうなると、ホームページを見て来店した方は、「想定していた以上の金額を取られた」と不満を持つ可能性が出てきてしまいます。
こうなってしまうと、いくらスタイリストの腕が良く、お店の雰囲気づくりにもこだわっていたとしても、不満点ができてしまって満足感を得ることは難しくなってしまいます。
そのような事態にしないためにも、制作時から運用のことまで考えておく必要があるのです。
自店舗でWEBサイトの保守管理をできるのか、運用を外注する場合費用はどうするのか、更新作業をする余裕や技術的な知識はあるのかなど、考えることは多岐に渡ります。
特に更新作業に関しては、初期費用は高くなるものの、知識がなくても更新作業ができるようになるWordPressの導入した構築を検討することもできます。
そのため、ホームページ制作の段階から運用まで考えておき、自社更新を視野に入れる場合はそれを踏まえた構築が必要になる点に留意するようにしましょう。
ホームページの運用に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
4章 美容室のホームページを集客につなげるための方法4つ
ホームページがあれば美容室の魅力を伝えることはできますが、ただ開設しただけではホームページからの集客はできません。
ホームページ自体を見つけてもらうための対策や他メディアとの併用をしていかなければ、見てもらうことすらできないためです。
ホームページを集客につなげる具体的な方法としては、以下のような方法があります。
それでは、順番に解説していきます。
4-1 方法1:ポータルサイトとの連携
美容室のホームページを集客につなげるための方法の1つ目は、ポータルサイトとの連携です。
ポータルサイトにリンクを設置しておくことで、ポータルサイトで興味を持った方にホームページでさらに詳細な情報などを提供して、信頼感を高める手法です。
既に説明した通り、ポータルサイトで店舗選びをしている方の半数程度はホームページも見ています。
そのため、ポータルサイトからホームページへの導線を設置することで、ポータルサイトの集客力とホームページの他店舗との差別化できる点を、どちらも利用できるようになるのです。
つまり、ポータルサイトとの相乗効果が期待できるということになります。
ポータルサイトで店舗を探す方が多い美容室の場合では、非常に重要な方法の1つになります。
4-2 方法2:SNSの活用
美容室のホームページを集客につなげるための方法の2つ目は、SNSの活用です。
ホームページは、ブログなどのオウンドメディアを上手く活用しない限り、情報を不特定多数に拡散することはできません。
そこで、この情報の拡散という部分を、SNSに担ってもらう方法が考えられます。
SNSはFacebookやX、Instagramなど、その種類は多岐に渡り、ユーザー層や特徴も様々です。
目的やターゲットによって使い分ける必要がある点や、SNSの継続的な運用は労力を使うという点に注意は必要です。
しかし、自店舗の客層に合うSNSを活用することで、キャンペーン情報や有益な情報などと併せてホームページへのリンクを記載して拡散することができます。
上手く活用することができれば、さらなる顧客獲得や美容室自体のブランディングなど、多くのメリットにつながることが期待できるのです。
4-3 方法3:SEO対策
美容室のホームページを集客につなげるための方法の3つ目は、SEO対策です。
これは、ホームページやブログ単体で集客を考える場合の方法となります。
SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンでの検索結果で、上位表示されるように調整することです。
具体的には、ホームページ自体を「地域名+美容室」というようなキーワードで検索した際に上位表示されるようにしたり、ブログなどの記事コンテンツを上位表示させたりしていきます。
しかし、地域名を含んだキーワードの場合競合店が多いほど大変になりますし、SEO対策を踏まえたホームページは制作費用もかさむことになります。
加えて、SEO対策は数日、数週間で結果が出るようなものではなく、年単位の中・長期的な視点で見ていく必要がある点にも注意が必要です。
とはいえ、SEO対策は成果が出始めると、長期的に成果を得ることができるようになります。
WordPressなどを活用すれば自社更新でブログ運営なども行うことができるため、長期的な視点で運用していくことができるのであれば、おすすめの方法になります。
ブログなどのオウンドメディアにおけるSEO対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
4-4 方法4:Googleビジネスプロフィールへの登録
美容室のホームページを集客につなげるための方法の4つ目は、Googleビジネスプロフィールへの登録です。
Googleビジネスプロフィールとは、店舗などの情報をプロフィール化して登録・管理できるGoogleのサービスです。
ユーザーがGoogleマップなどで店舗について検索すると、登録した情報が表示されるようになります。
これに登録しておくことで近隣のユーザーが情報を探しやすくなるため、新規顧客獲得のチャンスを拡大することができます。
そして、Googleビジネスプロフィールには、WEBサイトを連携させる機能もあります。
連携しておくことで、GoogleマップやGoogle検索などで店舗情報を見て興味を持った方をホームページに誘導することができるのです。
近隣ユーザーが地図で検索し、店舗の魅力をアピールするホームページに誘導できれば、実際に店舗まで足を運んでもらえる可能性が高くなります。
新規顧客獲得のための集客ルートの強化につながるのです。
MEO対策という、地図検索結果で上位表示させるための対策が必要にはなりますが、地図検索から直接店舗を認知してもらい、ホームページで詳細な情報を提供するという流れは、集客拡大に大きな役割を果たすことができます。
5章 美容室のホームページは自作できる?
美容室のホームページを自作することは不可能ではありませんが、あまりおすすめはできません。
自作する場合の方法としては、WordPressなどのテンプレートを利用する方法や、ホームページ制作ツールを利用する方法があります。
しかし、知識がない場合には、どの方法で行う場合でも壁に直面することになります。
知識がないとテンプレートよりも見栄えのいいデザインを作成することは難しく、機能に関しても、思うような機能を実装することは難しくなってしまうのです。
店舗のホームページとしては不十分なものとなってしまう可能性があります。
他にも多くのリスクがあるため、安価で済むからと安易に飛びつくと痛い目に合う可能性がある点に注意が必要です。
ホームページの制作の方法や自作のメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
6章 美容室のホームページならリバティ・ベル株式会社
リバティ・ベル株式会社は、ホームページの製作に力を入れています。
昨今では、お知らせ以外にもブログ機能を持たせたような、集客やブランディングまで視野に入れたホームページが多くなってきています。
リバティ・ベル株式会社では、知識がない方でも更新作業がしやすいように、利便性の向上には特に注意を払い、使いやすさを追求しています。
目的も含めてご相談いただければ、お客様に合ったホームページの種類や構成もご提案させていただきます。
是非、お客様に合った、制作後にお客様自身で運用しやすいホームページを制作させていただければ幸いです。
まずはオンライン(ZOOM)にて簡単にご要望をお伺いさせていただき、適切なサービスをご提案させていただきます。
その後のご希望により変動する可能性はありますが、お問い合わせからのメールでのお見積もりも無料で承りますので、お気軽にお問合せください。
料金表については、以下のページから確認いただくことができます。
WEBサイト制作料金表|リバティ・ベル株式会社7章 まとめ
今回は、美容室のホームページのメリットを説明したうえで、載せるべき項目や制作のポイント、集客につなげるための方法について解説しました。
この記事の要点をまとめると、以下のとおりです。
この記事が、美容室にホームページは必要なのかと悩んでいる方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので、読んでみてください。