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WEBサイト制作2024年6月5日
塾のホームページは必要?子供を任せたいと思ってもらうポイント4つ
塾にホームページは必要なのかと悩んでいませんか?
口コミや紹介などで生徒を集めることができていると、わざわざ費用をかけてまで作る必要があるのかと悩んでしまいますよね。
塾のホームページは、作っておくことで多くのメリットがあります。
具体的には、以下のようなメリットです。
このように多くのメリットがありますが、ただホームページを作ればいいというわけではありません。
塾は「実際に通うのは子供」だが、「費用を負担するのは親」であるという特殊な事情がある上に、やってしまいがちな失敗もあるためです。
実は、塾のホームページを作ったものの、簡素な内容になってしまって親に対して訴えかけることができず、成果につながらないということもあるのです。
この記事をとおして、塾のホームページのメリットやポイントについて知っていただければ幸いです。
今回は、塾のホームページのメリットについて説明したうえで、載せるべき項目や抑えるべきポイント、よくある失敗について解説していきます。
具体的には、以下の流れで解説していきます。
この記事を読めば、塾のホームページについてよくわかるはずです。
目次
1章 塾のホームページは重要!塾のホームページのメリット3つ
これまで、塾が集客を行うとする場合、口コミや紹介、チラシなどが主でした。
そのため、わざわざ高額な費用をかけてまでホームページを作る必要があるのかと考える方も多いかもしれません。
しかし、世間の状況の変化もあり、塾がホームページを作ることで、多くのメリットが得られるようになってきています。
具体的には、以下のようなメリットです。
それでは、順番に解説していきます。
1-1 メリット1:紹介・営業なしで集客できる
塾のホームページのメリットの1つ目は、紹介・営業なしで集客できることです。
先ほども触れましたが、今までの学習塾の生徒を確保する方法は、生徒や保護者からの口コミや紹介、チラシやポスティングなどを用いた紙媒体の広告が主でした。
実際、今までならこれだけでも集客が見込めていたのです。
しかし、現在の塾に通う年齢の子どもの保護者の世代は、インターネットとスマートフォンを日常的に使用してきた世代でもあります。
そのため、情報収集はインターネットでするのが当たり前の世代であり、保護者の方は塾を探す際にも、ほぼ必ずと言っていいほどインターネットを利用するのです。
実際に、学習塾を検討する際にインターネットで検索するという方法は全体の45.3%、インターネット上の口コミを参考にする方は71.8%というデータがあります。
(データ引用元:塾選びで参考にするもの1位はインターネット!ママ友などのリアルな口コミを抜く結果に|テラコヤプラスが保護者3000人に調査)このように、ホームページを含めたインターネット上での情報発信ができていなければ、5割近くの見込み顧客を逃していることになってしまうのです。
もしも興味を持った塾のホームページがない場合、インターネット上での情報発信をしている他の塾と比べると「不安」という感想になってしまう可能性が高くなります。
しかし、ホームページで不安を払拭するような情報発信をすることができれば、インターネット上から塾を探している方に対して訴えかけることができます。
そのため、塾のホームページの存在は集客という観点で大きなメリットとなるのです。
1-2 メリット2:信頼性を担保できる
塾のホームページのメリットの2つ目は、信頼性を担保できることです。
塾を探している親は、様々な不安を抱えています。
あくまで一例ですが、以下のような不安です。
このような不安の払拭は、以前であれば体験授業や説明会などで行っていたと思います。
この方法自体は効果的ですし、ホームページがあっても必要な取り組みではありますが、インターネットで情報収集をしている場合には話が変わってきます。
情報収集の段階でそもそも情報が得られないということになってしまうと、不安を払拭することができず、そもそも比較対象にすら入れなくなってしまう可能性があるのです。
他方でホームページがあれば、塾や授業中の雰囲気が分かる写真や指導方針、料金、実績などの、保護者が知りたい多くの情報をあらかじめ発信することができます。
ホームページによって、塾が経営や生徒の指導にどれだけ力を入れているかを、保護者に伝えることができるのです。
これによって保護者の不安を払拭し、期待感や安心感、信頼感を持ったうえで入塾や継続の判断をしてもらうことができるようになります。
1-3 メリット3:他社との差別化できる
塾のホームページのメリットの3つ目は、他社との差別化できることです。
少子高齢化の影響で、塾の顧客となる子供が減少傾向にあるため、顧客獲得のために同業他社との差別化が非常に重要になります。
しかし、先ほども説明した通り、塾を探す方法としてインターネットでの検索が一般化してきています。
そんな中でホームページを持っていない状態だと、そもそも情報発信の手段が限られてしまうことになるため、差別化が困難になってしまいます。
他方で、ホームページがあれば、自社の強みや得意としていることを、それを裏付ける実績や成果とともに、効果的に伝えることが可能となります。
定期的な情報発信や更新作業をすることもできるため、アプローチの仕方によっては、塾自体のブランディングもできるようになるのです。
2章 塾のホームページに載せるべき情報8つ
塾のホームページは、掲載しておくべき情報が数多くあります。
塾は「実際に通うのは子供」だが、「費用を負担するのは親」であるという、特殊な事情があります。
親の信頼感を獲得するための情報と、本人が自分に合う塾かどうかを判断するための情報というように、多くの情報を発信する必要があるのです。
具体的には、以下のような情報になります。
それでは、順番に解説していきます。
2-1 情報1:合格実績・合格者の声
塾のホームページに載せるべき情報の1つ目は、合格実績・合格者の声です。
合格実績は、学習塾であれば必須の項目になります。
親は、できるだけ実績のある塾に通わせたいと思うものです。
必ずしも実績が全てというわけではありませんが、実績という目に見える成果がある方が信頼しやすいためです。
難関校に何人合格したのか、合格した学部や履修していたカリキュラムは何かなど、様々な角度から詳細なデータを提示することで、より安心感を与えることができるでしょう。
具体的には、以下のような実績です。
合格者の声なども含めて掲載し、生徒本人の声や体験を語ってもらうことができれば、ホームページを見た方がより具体的に想定しやすくなるでしょう。
もしも経営を始めたばかりでまだ実績がないという場合は、教育方針を中心とした他の情報をより詳細に記載することが重要です。
2-2 情報2:学習カリキュラム・スケジュール
塾のホームページに載せるべき情報の2つ目は、学習カリキュラム・スケジュールです。
学習カリキュラム、スケジュールも重要な項目になります。
高校生なら自分で判断する基準になりますし、中学生以下であれば、保護者が現在の我が子の学力でカリキュラムについていけるのかなどを判断する基準になるためです。
志望校に合格するためにどのようなカリキュラムが必要かを判断できるようにするために、なるべく明確で分かりやすいカリキュラム・スケジュールを提示しましょう。
具体的には、以下のような項目です。
特別なカリキュラムが強みであるならば、そのカリキュラムの具体的な内容を掲載しましょう。
個別指導塾の場合などは、過去の合格者が受講したカリキュラムのケース紹介などもおすすめです。
2-3 情報3:教育方針
塾のホームページに載せるべき情報の3つ目は、教育方針です。
教育方針は明確に書くようにしましょう。
塾長の教育に対する意気込みや熱意、信念、独自のノウハウなどを伝えるようにしていきます。
子の将来を心配している親に対して訴えかけることを意識することが重要です。
特に新規で塾を立ち上げる場合は実績がないため、これからどのような塾にしたいのかなどの目標をしっかりと書きましょう。
2-4 情報4:料金体系
塾のホームページに載せるべき情報の4つ目は、料金体系です。
料金体系は大きな判断材料の1つです。
年間を通してみると家計に対して大きな負担となることが多いため、保護者は料金体系をシビアに考えています。
例えば、以下のような項目を明確にするようにしましょう。
個別指導塾などで、生徒それぞれに対してカリキュラム編成を行うため金額も変わるという場合であれば、過去の事例や料金決定の仕組みを明確に提示しましょう。
つまり、費用のおおよその目安が分かるようにしておくことが重要なのです。
2-5 情報5:塾長・講師紹介
塾のホームページに載せるべき情報の5つ目は、塾長・講師紹介です。
塾長や講師の紹介をするようにしましょう。
これは親も子供もどちらも見る項目です。
親の場合、教育方針に対する熱意や意気込みなど、子供に対して真剣に対応する姿勢があるかどうかを見ている場合が多いです。
講師の良し悪しや任せられそうか否かを塾選びの決め手にする方も多いため、慎重に記載していきましょう。
子供の場合、どのような先生に教えてもらうことになるのかという視点で見ていることが多いです。
小学生を対象にした塾の場合には、子供から親しみを持ってもらうことも非常に重要なため、趣味や特技などの欄を設けてプロフィールを充実させるのもいいでしょう。
2-6 情報6:学習風景
塾のホームページに載せるべき情報の6つ目は、学習風景です。
親は子供が勉強している環境が気になるものです。
そのため、学習風景などの写真や動画を載せるようにしましょう。
実際の学習風景はもちろんですが、自習室や休憩室、本棚など、使用できる部屋や設備は可能な限り写真も含めて掲載すると想像しやすくなります。
塾内の全ての施設・設備を見せるというくらいの意気込みで撮影してしまうのがいいでしょう。
最近のスマホは高性能なため、自社で写真撮影を行うというのも不可能ではありませんが、こだわる場合にはプロのカメラマンに依頼するのも手段の1つになります。
2-7 情報7:体験入塾や説明会の案内
塾のホームページに載せるべき情報の7つ目は、体験入塾や説明会の案内です。
体験入塾や説明会の案内をホームページに記載することは非常に重要です。
ホームページを見ていいなと思っても、最終的な判断は実際に講師や塾長と会って決めたいと思う方も多いためです。
いつ見学に来られても大丈夫という場合であっても、必ず「随時見学OK」といったような文言や、見学申し込みフォームを作成しておきましょう。
逆に見学や説明会の開催が難しいということであれば、ホームページ上から案内パンフレット等のダウンロードを可能にしておくといいでしょう。
2-8 情報8:施設案内・アクセス
塾のホームページに載せるべき情報の8つ目は、施設案内・アクセスです。
塾の所在地や施設案内、アクセスなども掲載しましょう。
最寄り駅から所要時間や、周辺の地図なども記載しておくと効果的です。
学習塾の選び方として、家の近所だから通わせるという方もいますし、立地が安全かどうかを確かめる親もいます。
小学生の場合には、特にこの傾向が強くなります。
帰宅時間が遅くならないかといったことや、子供の身の安全を心配してのことです。
親が車で送迎することもあり得るので、目印になる建物や無料駐車場、コインパーキングの場所の記載などもいいでしょう。
3章 塾のホームページは「親」に訴えかけることが重要!押さえておくべきポイント4つ
既に何度も触れていますが、塾は「通うのは子供だが費用を負担するのは親」であるという事情があります。
そのため、親に訴えかけられるようなホームページにすることが非常に重要になのです。
そのようなホームページにするためには、ポイントを押さえて制作していく必要があります。
具体的には、以下のようなポイントです。
それでは、順番に解説していきます。
3-1 ポイント1:キャッチコピー
押さえておくべくポイントの1つ目は、キャッチコピーです。
ホームページのトップ画面で最初に目に入るのが、キャッチコピーになります。
このキャッチコピーで「この塾なら我が子を合格させてもらえる」と親に思わせることが大切です。
そう思ってもらうためには、塾の強みや他の塾にはない独自性をキャッチコピーでアピールすることが大切です。
例えば、塾の得意な分野やカリキュラムの特徴などをキャッチコピーにして提示することで、親もイメージしやすくなり、検討もしやすくなります。
「この塾に子供が入れば英語を伸ばしてくれるかも?」というように、期待感を持てるようなキャッチコピーにしていきましょう。
3-2 ポイント2:合格までの費用
押さえておくべくポイントの2つ目は、合格までの費用です。
塾に入ってから合格までにかかる費用をはっきりと提示することも重要です。
志望校の合格ラインまで成績を引き上げるために、どれほどの費用をかけることになるのかを親は心配しているためです。
教育費、特に塾の費用は高額になってしまいがちなため、はっきりとした費用が分からないままでは申し込みに躊躇してしまう場合があるのです。
そのため、そのような状況にならないために、合格までの費用を明確にしておくことがポイントとなります。
毎月の月謝以外にも、夏期・冬季講習費用や模試費用、教材費用など、かかると予測される費用が明確になっていればいるほど、判断がしやすくなるのです。
学年や習熟度によって費用が変わるなどのような複雑な料金体系になっている場合は、費用の具体例などを出すとより想定しやすくなるでしょう。
3-3 ポイント3:雰囲気やカリキュラム
押さえておくべくポイントの3つ目は、雰囲気やカリキュラムが分かりやすいことです。
塾の雰囲気やカリキュラムが子供に合うかを判断できることは、塾のホームページにおいて非常に重要な項目です。
通うことになるのは子供であり、親は実際に見る機会は少ないためです。
子供が勉強に集中できる環境なのか、やる気を出させるような雰囲気はあるのか、講師との相性はよさそうかなど、親は多くのことを総合的に考えながら選んでいます。
子供に合うかどうかを判断できない時点で、インターネットで情報収集している方の候補からは外されてしまうと考えた方がいいでしょう。
3-4 ポイント4:塾長や講師の人柄
押さえておくべくポイントの4つ目は、塾長や講師の人柄です。
ホームページには、塾長の思いや塾長・講師の人柄が分かるような情報やメッセージを載せるようにしましょう。
これは、親が主体で塾を選ぶような小学生の場合には特に重要です。
塾長や講師が信頼できる人物かどうかという評判は口コミサイトなどでも話題になりますし、現実の親や子供たち間の口コミでも噂として広まっていきます。
特に個人経営や小規模な塾の場合、塾長の教育に対する熱意や考え方を、塾長自身の言葉でしっかりと表現することが大切です。
子供と直に接する講師の人柄もホームページを見ただけで分かるようになっていると、親は安心しやすくなります。
4章 塾のホームページのよくある失敗4つ
塾のホームページには、やってしまいがちな失敗がいくつかあります。
具体的には、以下のような失敗です。
それでは、順番に解説していきます。
4-1 失敗1:情報が少ない
塾のホームページでよくある失敗の1つ目は、情報が少ないケースです。
情報が少ないホームページは、不信感・不安感を与えてしまいます。
子供はそこまで気にすることがなかったとしても、比較検討して子供を任せられる塾を探している親を基準に考えると話が変わります。
ホームページでしっかりと情報を開示してくれる他の塾がある状況で、ホームページから具体的なことがよくわからないような塾は、選択肢から真っ先に外されることになってしまうでしょう。
画像もほとんどなく、具体的なことも書かれていないようなホームページは、不信感を高めてしまうのです。
4-2 失敗2:行動につなげる仕掛けがない
塾のホームページでよくある失敗の2つ目は、行動につなげる仕掛けがないケースです。
情報量は十分であっても、見終わった後にアクションを起こさせる仕組みを作らなければ、申し込みにはつながりません。
申し込みたいという意欲が高まった最高の瞬間を、自ら逃してしまっている状態になってしまっているのです。
電話番号の分かりやすい記載やお問い合わせフォームの設置というような、すぐにアクションにつなげられる情報や機能は、塾のホームページには必須です。
案内パンフレットの無料ダウンロードなども有効でしょう。
その後の行動につながるような仕組みを組み込むように注意して、ホームページを制作するようにしていきましょう。
4-3 失敗3:更新されていない
塾のホームページでよくある失敗の3つ目は、更新されていないケースです。
ホームページに古い情報が掲載されたまま放置されている状態は、閲覧者の信頼を大きく損ない、逆に不安感・不信感を与えてしまいます。
もちろん、小規模な塾などでは運営体制や費用上の都合から、すぐに更新できないという場合もあるでしょう。
しかし、年度毎の実績の数字や、既にいない講師の情報を残したままにしている状況などは、なるべく早めに更新することをおすすめします。
制作会社に制作を依頼している場合、初期費用は高くなりますが、WordPressなどを組み込むことで、知識がなくても更新作業ができるようになるため、検討してみてもいいでしょう。
4-4 失敗4:スマートフォン対応ができていない
塾のホームページでよくある失敗の4つ目は、スマートフォン対応ができていないことです。
近年では、インターネット利用者全体のうち、71.2%がスマートフォンを使っています。
(データ出典元:総務省|令和5年版 情報通信白書|データ集)
さらに、これは全体のデータであり、塾通いする子供を持つ親世代は20~40代、どんなに高くても50代であることを考えると、この割合はさらに上がることが推測できます。
当然、塾を探すためにホームページにアクセスする際には、スマートフォンを利用している方が最も多くなるでしょう。
そのため、もしもホームページがスマートフォン対応できていなかったら、パソコン用の表示をスマートフォンの小さな画面で見ることになってしまいます。
見づらい、使いづらいと思われるだけならまだよく、既存の塾生の親からの信頼感の喪失にも繋がる可能性があるため、注意しましょう。
5章 塾のホームページはリバティ・ベル株式会社におまかせ!
リバティ・ベル株式会社は、ホームページの製作に力を入れています。
昨今では、お知らせ以外にもブログ機能を持たせたような、集客やブランディングまで視野に入れたホームページが多くなってきています。
リバティ・ベル株式会社では、知識がない方でも更新作業がしやすいように、利便性の向上には特に注意を払い、使いやすさを追求しています。
目的も含めてご相談いただければ、お客様に合ったホームページの種類や構成もご提案させていただきます。
是非、お客様に合った、制作後にお客様自身で運用しやすいホームページを制作させていただければ幸いです。
まずはオンライン(ZOOM)にて簡単にご要望をお伺いさせていただき、適切なサービスをご提案させていただきます。
その後のご希望により変動する可能性はありますが、お問い合わせからのメールでのお見積もりも無料で承りますので、お気軽にお問合せください。
料金表については、以下のページから確認いただくことができます。
WEBサイト制作料金表|リバティ・ベル株式会社6章 まとめ
今回は、塾のホームページのメリットについて説明したうえで、載せるべき項目や抑えるべきポイント、よくある失敗について解説しました。
この記事の要点を簡単にまとめると、以下のとおりです。
この記事が、塾にホームページは必要なのかと悩んでいる方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので、読んでみてください。