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WEBサイト制作2024年11月7日
個人Vtuberにホームページは必要?メリット4つとデメリット3つを解説
個人Vtuberにホームページは必要なのかと悩んでいませんか?
ホームページはVtuberに必須というわけではありませんし、制作を依頼する場合安くない費用が必要になるため、悩んでしまいますよね。
個人Vtuberがホームページを作る場合、メリットとデメリットどちらも存在します。
具体的には、以下の7つです。
このように多くのメリットとデメリットがあるため、自分の状況や目的を鑑みて、メリットとデメリットを比べて、ホームページを作るべきかを考えていく必要があります。
実は、個人Vtuberのホームページを自作したとしても、ポイントを踏まえていなかったために、閲覧数やチャンネル登録数などの成果につながらないということもあるのです。
この記事をとおして、個人Vtuberのホームページの作り方やポイントについて知っていただければ幸いです。
今回は、個人Vtuberのホームページのメリット・デメリットを説明したうえで、制作する際の流れや必要な費用、踏まえておくべきポイントについて解説していきます。
具体的には、以下の流れで解説していきます。
この記事を読めば、個人Vtuberのホームページについてよく分かるはずです。
目次
1章 個人Vtuberがホームページを持つメリット・デメリット
Vtuberのホームページは、必ずしも必要なものではありません。
特に個人Vtuberの場合、費用や労力といったデメリットが重くのしかかってきますし、ホームページを作ったら必ずメリットが得られるというわけでもないためです。
そのため、個人Vtuberなら、どのような目的でホームページを持ちたいのかを明確にしたうえで、メリットとデメリットを比較して作るかどうかを決めていく必要があるのです。
具体的には、以下のメリット・デメリットがあります。
それでは、順番に解説していきます。
1-1 メリット1:信頼性の向上
個人Vtuberがホームページを持つメリットの1つ目は、信頼性の向上です。
ホームページを持つことで、信頼性を向上させることができます。
所謂「案件」の提案は、企業所属であれば企業経由で依頼されますが、個人であればメールなどを用いて行われることが多くなっています。
その際に、「ホームページに記載されているメールアドレスに送信する」「ホームページのお問い合わせから問い合わせる」という方法であれば、依頼する側に安心感が生まれ、心理的なハードルを下げることができるのです。
加えて、ホームページであれば、過去の案件や依頼の実績の紹介などもすることができるため、信頼感の醸成につながるコンテンツを作ることもできます。
企業というバックアップがない個人Vtuberが案件などを受けたいと考えた場合、信頼感を向上させることができるホームページは大きな助けとなります。
1-2 メリット2:情報を一元管理できる
個人Vtuberがホームページを持つメリットの2つ目は、情報を一元管理できることです。
Vtuberは、ホームページがない場合、YoutubeやSNSなどが主な活動場所となるでしょう。
しかし、それらの場所で情報発信するだけでは、どうしても様々な箇所に情報が分散してしまいます。
初期から変わってしまっている情報もあるでしょうし、SNSにあってYoutubeにはない情報や、その逆の情報もあるでしょう。
ホームページがあれば、活動内容や目標、特技など、多くの情報を集約し、自由に掲載することができます。
そのため、多くの情報を一元管理して見やすくまとめ見やすくまとめておくことで、視聴者の方が情報を把握する際に大きな助けにすることができるのです。
1-3 メリット3:独自のファンコミュニティ構築が可能
個人Vtuberがホームページを持つメリットの3つ目は、独自のファンコミュニティ構築が可能なことです。
実装する機能次第になりますが、ホームページは、動画投稿サイトやSNSとは異なる形でファンとの交流を深めることができます。
例えば、掲示板やファン専用のメルマガ登録ページ、ファンアートギャラリーなどを設けることで、専用のコミュニティスペースを提供し、ファンとのつながりを強化できます。
ブログ機能などを持たせる機能もできるため、ファンへの情報発信の場を増やすことができるのです。
特に個人Vtuberにとっては、ファンの一体感を高める場としてホームページが役立ちます。
1-4 メリット4:収益化のチャンスが広がる
個人Vtuberがホームページを持つメリットの4つ目は、収益化のチャンスが広がることです。
信頼感が向上して案件の依頼が来やすくなることは説明しましたが、ホームページはそれ以外にも収益につなげるチャンスを広げることができます。
具体的には、ホームページにオンラインショップやグッズ販売のページを設置することで、直接的な収益化を図ることが可能になります。
もちろん、そのような機能の実装は費用がかかるため、慎重に検討する必要はあります。
とはいえ、ホームページに掲載するのはグッズの紹介だけにとどめ、Boothなどのサービスへのリンクを設置するという方法を取り、費用を節約して収益につながる可能性を広げることもできます。
YouTubeの広告収入に依存せず、自分のペースでグッズを販売したり、ファンに向けた特典を提供したりする場を作ることで、収益の多様化につなげることができるのです。
1-5 デメリット1:初期費用・運用費用が掛かる
個人Vtuberがホームページを持つデメリットの1つ目は、初期費用・運用費用が掛かることです。
ホームページを制作すると、必ず初期費用と運用費用が発生します。
初期費用は制作費用などであり、制作するホームページの規模によって変動しますが、概ね10~300万円程度です。
自作すれば節約して費用を抑えることができる部分でもあります。
稀に制作費無料のサービスもありますが、それはほとんどの場合月額料金が必要になるケースが多いため、お得ではない点に注意が必要です。
ホームページ制作の費用については、以下の記事で解説しています。
加えて、ホームページを制作しても、公開したらそれで終わりというわけではありません。
ホームページは、継続的に運用していく必要があります。
本当にサイトが表示される状態を維持するだけでいいのであれば、月1000~5000円程度で済みますが、保守管理や更新作業、販促などを外部に委託する場合、多額の費用が必要になります。
ホームページ運用に必要な費用の考え方と、各項目の相場は、以下の図のようになっています。
運用費用については以下の記事で詳しく解説しています。
1-6 デメリット2:戦略的に運営しないと成果につながらない
個人Vtuberがホームページを持つデメリットの2つ目は、戦略的に運営しないと成果につながらないことです。
ホームページは、公開しておけば勝手に成果が出るというようなものではありません。
しっかりと戦略を立てて運営していかないと、そもそも見てもらうことすら難しいですし、成果につながらないのです。
そして、戦略を立てて運営していたとしても、成果につながるまでは基本的に中・長期的な視点で考え、改善を繰り返していく必要もあります。
1-7 デメリット3:リソースを割く必要がある
個人Vtuberがホームページを持つデメリットの3つ目は、リソースを割く必要があることです。
運用していく場合、人員・時間などの限られたリソースを割いて、ホームページを運営していく必要があります。
自分で運用するのであれば負担増につながりますし、外部に委託するのではその分の費用がかかってしまいます。
そのため、ホームページの運用にリソースを割くか、費用をかけて外部委託するかの選択肢を選ぶことになってしまいます。
これはホームページの大きなデメリットとなっています。
2章 難易度別!Vtuberのホームページの作り方4つ!
個人Vtuberのホームページは、多くの作り方があります。
具体的には、以下の4つです。
それでは、Vtuberのホームページの作り方について、順番に解説していきます。
2-1 方法1:制作会社に依頼(難易度★)【おすすめ】
個人Vtuberのホームページの作り方の1つ目は、制作会社に依頼する方法です。
しっかりとしたホームページを作りたい場合、この方法が一番おすすめです。
費用はかかりますが、プロに依頼することになるため最も想定しているホームページに近いものを作成できます。
制作会社に依頼する場合、以下のようなメリットがあります。
このように多くのメリットがありますが、勝手にいい感じに作ってくれるという認識は持たないようにしましょう。
依頼する場合であっても、どのようなホームページがいいのか、どんな機能が欲しいのか、どのような効果を期待しているのかといったことは、依頼者にしか分かりません。
特にVtuberの場合、イメージやコンセプトなどにこだわりがある場合も多いですが、軽く伝えるだけでは制作会社もそれを理解しきることは難しいのです。
要望を積極的に伝えたり、制作会社とコミュニケーションを取ったりすることで、理想のホームページに近づけていく必要がある点に注意が必要です。
2-2 方法2:ホームページ作成ツールで自作(難易度★★)
個人Vtuberのホームページの作り方の2つ目は、ホームページ作成ツールで自作する方法です。
ホームページ製作ツールとは、簡単に言うとサーバー、ドメイン、ホームページがセットのサービスのことです。
具体例としては、Wixなどが挙げられます。
ドラッグ&ドロップで直感的にWEBサイトを作ることができるため、ホームページ制作としてのハードルは低くなります。
しかし、ホームページ制作ツールには以下のようなデメリットがあります。
特にサービス終了でホームページが消えてしまう可能性があるという点に関しては、大きなリスクとなります。
そのため、本格的に運用しようと考えている場合、この方法はあまりおすすめできません。
2-3 方法3:WordPressで自作(難易度★★★)
個人Vtuberのホームページの作り方の3つ目は、WordPressで自作する方法です。
WordPressは、WEBサイト制作の知識がなくても簡単にホームページを作れることができる無料のシステムです。
デザインのテンプレートであるテーマも多くの種類があるため、こだわりがなければ、デザインがほぼ完成した状態からホームページ制作を始めることができます。
テンプレートの使用を許容できる場合、文章や画像を差し替えるだけでホームページを作ることができるのです。
また、WordPressには簡単にページの更新、追加できる機能もあるため、運用も自分で行いやすいというメリットもあります。
他方で、専門知識なしでの大幅な調整やカスタマイズは難しいため、注意が必要です
2-4 方法4:サイト構成ファイルから自作(難易度★★★★)
個人Vtuberのホームページの作り方の4つ目は、サイト構成ファイルから自作する方法です。
この方法は、自由度は高いですが、専門知識が必須になります。
具体的には、以下のようなWEBサイト制作のスキルが必要になります。
知識が全くない状態で気軽にできる方法ではないため、WEBサイト制作について学びながら制作したいと考えているような方以外にはおすすめできません。
ここまでで紹介した自作する場合のメリット・デメリットなどについては、以下の記事で詳しく解説しています。
3章 個人Vtuberのホームページ制作は自分でできる?自作する場合の流れ
外注に比べてリスクはあるものの、WEBサイトは、専門知識がなくても自作すること自体はできます。
方法によって流れ自体が変わってしまうため、大まかにではありますが、以下のような流れに乗って制作を進めていくこととなります。
このように、デザイン制作・システム開発の部分を、選んだ方法で行っていく形となります。
WordPressなどや制作ツールを使う場合、テンプレートを選択し、そのテンプレートに合わせて画像や文字を配置し、色合いや位置を調整していくことになります。
各ツールの使用方法などに沿って進めていきましょう。
構成ファイルから制作する場合は、外注する場合に発生する作業を全て自社で行うことになります。
基本的に自身で調べながらWEBサイトを作り、問題が発生したら自身で対応方法を調べて対応する必要がある点に注意が必要です。
そのため、それらに不安がある方は、自社制作をするのではなく、外注することを強くおすすめします。
構成ファイルから自作する場合の流れは、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
4章 個人Vtuberのホームページを作る際のポイント4つ
個人Vtuberのホームページ制作は、踏まえておくべきポイントがいくつかあります。
具体的には、以下の4つです。
それでは、順番に解説していきます。
4-1 ポイント1:キャラクター性を反映したデザイン
個人Vtuberのホームページ制作におけるポイント1つ目は、キャラクター性を反映したデザインです。
Vtuberはキャラクター性や世界観も大きな魅力であるため、サイトデザインはそのキャラクター性を反映し、世界観を表現することが大切です。
キャラクターのイメージカラーや特徴、テーマに合わせたデザインは、ファンに親しみやすさを提供し、キャラクターの一貫性を強調することができます。
自作するためにテンプレートを使用していると、デザインにキャラクター性を反映するのこと自体が難しくなってしまうため、工夫する必要があります。
4-2 ポイント2:導線を明確にする
個人Vtuberのホームページ制作におけるポイント2つ目は、導線を明確にすることです。
ホームページでは、ユーザーが欲しい情報にストレスなくたどり着けることが重要です。
特にVtuberの場合、デザインにこだわるあまりホームページ内の導線が複雑になり、ユーザーのストレスに繋がってしまう可能性があります。
デザインにも拘りつつ、ページ内の導線やファンがストレスを感じることがなく閲覧できる環境をととのえることが重要です。
4-3 ポイント3:スマートフォン対応
個人Vtuberのホームページ制作におけるポイント3つ目は、スマートフォン対応です。
昨今のインターネット利用者全体のうち、71.2%がスマートフォンを使っているというデータもあります。
(データ出典元:総務省|令和5年版 情報通信白書|データ集)
これは、Vtuberの動画やライブ配信などを視聴するユーザーも同様です。
そのため、利用率の高い媒体に合わせてデザイン制作をしなければ、ユーザーにとって見やすいものにはならなくなってしまうのです。
例えば、パソコン用の表示のままスマートフォンで見た場合、デザインが崩れたり、ページの操作性が悪くなったりしてしまいます。
そうなってしまうとユーザーの離脱率も高くなってしまうため、そもそもホームページを見てもらえなくなってしまうのです。
その対策の1つが、レスポンシブデザインです。
レスポンシブデザインについては、以下の記事で解説しています。
スマートフォン・タブレット・パソコン、どのようなデバイスを使っていても、快適に閲覧できるように配慮することが重要です。
4-4 ポイント4:SNSやYouTubeとの連携強化
個人Vtuberのホームページ制作におけるポイント4つ目は、SNSやYouTubeとの連携強化です。
Vtuberは動画投稿サイトやSNSが活動の中心となるため、これらのプラットフォームとの連携を強化することで、ファンとのつながりを深めることにつながります。
また、YouTubeのチャンネル登録ボタンやSNSのフォローボタンをチャンネル内の目立つ位置に配置することで、より多くのファンが直接アクションを起こしやすくなります。
特に、新しい訪問者に対してチャンネル登録やSNSフォローを促す導線が整っていると、視聴者数やフォロワー数を効果的に増加させることにつながります。
埋め込みの動画やSNSのタイムラインなど、実際のコンテンツをホームページ上で見せることで、興味を引きやすくなります。
5章 個人Vtuberのホームページならリバティ・ベル株式会社におまかせ!
リバティ・ベル株式会社は、ホームページの製作に力を入れています。
昨今では、お知らせ以外にもブログ機能を持たせたような、集客やブランディングまで視野に入れたホームページが多くなってきています。
リバティ・ベル株式会社では、知識がない方でも更新作業がしやすいように、利便性の向上には特に注意を払い、使いやすさを追求しています。
目的も含めてご相談いただければ、お客様に合ったホームページの種類や構成もご提案させていただきます。
是非、お客様に合った、制作後にお客様自身で運用しやすいホームページを制作させていただければ幸いです。
まずはオンライン(ZOOM)にて簡単にご要望をお伺いさせていただき、適切なサービスをご提案させていただきます。
その後のご希望により変動する可能性はありますが、お問い合わせからのメールでのお見積もりも無料で承りますので、お気軽にお問合せください。
料金表については、以下のページから確認いただくことができます。
WEBサイト制作料金表|リバティ・ベル株式会社6章 まとめ
今回は、個人Vtuberのホームページのメリット・デメリットを説明したうえで、制作する際の流れや必要な費用、踏まえておくべきポイントについて解説しました。
この記事の要点をまとめると、以下のとおりです。
この記事が、個人Vtuberにホームページは必要なのかと悩んでいる方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので、読んでみてください。