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WEBサイト制作2024年3月25日
会社のホームページ制作の方法4つ!自作は危険?メリット・デメリット
会社のホームページ制作を自分でできないかと悩んでいませんか?
ホームページ制作を制作会社に依頼すると高額になりやすいため、少しでも安く抑えたいと考えてしまいますよね。
結論から言うと、会社のホームページ制作を自分、自社で行うのはあまりおすすめできません。
ホームページ制作の方法は大きく4つあり、制作会社に依頼、WordPressで自作、サイトを構成するファイル自体を自作、ホームページ作成ツールで自作する方法が挙げられます。
この4つの中で、費用に関しては制作会社に依頼する方法が突出していますが、他3つの自作する方法になると、メリット以外にも、多数のデメリットがあるためです。
具体的には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
このように、メリット以上に多くのデメリットがあるため、非常に多くの時間と労力をかけての会社のホームページの自作は、現実的ではないのです。
実は、どうにか会社のホームページ制作を自社で行ったのはいいものの、ホームページ担当者が退職してしまい、誰も編集の方法が分からず、手を付けられない状態になってしまうということもあるのです。
この記事をとおして、会社のホームページ制作の方法と、自作する場合のメリット・デメリットについて知っていただければと思います。
今回は、会社のホームページ制作の方法と、自作する場合のメリット・デメリット、制作会社に依頼する場合の会社選びの視点について解説していきます。
具体的には、以下の流れで解説していきます。
この記事を読めば、会社のホームページ制作の方法についてよく分かるはずです。
目次
1章 代表的な会社のホームページ制作の方法4つ
会社のホームページ制作の方法は数多くあります。
具体的には、以下の4つです。
それでは、順番に解説してきます。
1-1 方法1:制作会社に依頼(難易度★)【おすすめ】
会社のホームページ制作の方法の1つ目は、制作会社に依頼する方法です。
これが一番おすすめの方法となります。
プロに依頼することになるため、デザイン性の高いホームページはもちろん、集客を考えたホームページなど、最も想定しているホームページに近いものを作成できます。
制作会社に依頼する場合、以下のようなメリットがあります。
とはいえ、高額な費用を払っているから勝手にいい感じに作ってくれるという認識は持たないようにしましょう。
依頼する場合であっても、どのようなサイトがいいのか、どんな機能が欲しいのか、どのような効果を期待しているのかなどは、依頼者側にしか分かりません。
主体的に行動し、要望を積極的に伝えたり、制作会社とコミュニケーションを取ったりして、理想とするホームページに近づけていく必要がある点に注意が必要です。
1-2 方法2:ホームページ作成ツールで自作(難易度★★)
会社のホームページ制作の方法の2つ目は、ホームページ作成ツールで自作する方法です。
ホームページ製作ツールとは、簡単に言うとサーバー、ドメイン、ホームページがセットのサービスのことです。
具体例としては、Wixなどが挙げられます。
ドラッグ&ドロップで直感的にWEBサイトを作れるため、ホームページ制作としてのハードルは低くなっています。
しかし、ホームページ制作ツールには以下のようなデメリットがあります。
特にサービス終了でホームページが消えてしまう可能性がある点に関しては、会社のホームページとしては致命的なリスクになります。
そのため、会社のホームページとして本格的に運用しようと考えている場合、この方法はおすすめできません。
1-3 方法3:WordPressで自作(難易度★★★)
会社のホームページ制作の方法の3つ目は、WordPressで自作する方法です。
WordPressはHTMLやCSSといったようなWEBサイト制作の知識がなくても簡単にホームページを作れることができる無料のシステムです。
デザインのテンプレートであるテーマも数多くあるため、デザインにこだわりがなければ、デザインがほぼ完成した状態からホームページ制作を始めることができます。
テンプレートの使用を許容できる場合、文章や画像を差し替えるだけでホームページの製作が可能となるのです。
また、WordPressには簡単にページの更新、追加をできる機能もあるため、運用も自社で行いやすいというメリットもあります。
しかし、本格的なカスタマイズを考え始めると、一般的なWEBサイト制作の知識以外にも、PHPというプログラミング言語の知識も必要になります。
専門知識なしでの大幅な調整やカスタマイズが難しい点については注意が必要です。
1-4 方法4:サイト構成ファイルから自作(難易度★★★★)
会社のホームページ制作の方法の4つ目は、サイト構成ファイルから自作する方法です。
この方法は、自由度は高いですが、専門知識が全くない状態で行うのは不可能です。
具体的には、以下のようなWEBサイト制作のスキルが必要になります。
知識が全くない方が気軽にできる内容ではないため、WEBサイト制作について学びながら制作したいと考えているような方以外にはおすすめできません。
2章 方法別!会社のホームページ制作に必要な費用
ここでは、会社のホームページ制作に必要な費用に関して、先ほど紹介した方法別に解説します。
具体的には、以下のとおりです。
基本的に、自作する場合に発生する費用は、サーバー・ドメインの利用料と、制作ソフトなどの利用料になります。
他方で、制作会社に依頼する場合には10~300万円程度の製作費が必要になります。
作成するサイト、求める仕様などによって大きく金額が変動はしますが、自作する場合よりも費用がかかるため、注意は必要です。
ホームページ制作を制作会社に依頼する場合の相場については、以下の記事で詳しく解説しています。
3章 会社のホームページ制作を自分で行うメリット・デメリット
会社のホームページ制作を自分で行う場合、メリットもありますが、多くのデメリットもあります。
安価で済むからと安易に決めてしまうと、大きな問題に直面してしまう可能性もあるため、メリットとデメリット、双方を理解した上で検討する必要があります。
具体的なメリット・デメリットは、以下のとおりです。
それでは、順番に解説していきます。
3-1 メリット1:サイト制作費用が格安になる
会社のホームページ制作を自分で行うメリットの1つ目は、サイト制作費用が格安になることです。
これが自作する場合の最大のメリットになります。
制作会社に依頼する場合、求めるサイトの仕様にもよりますが、制作費用として10万~300万円程度必要になります。
しかし、自作する場合にはこの制作費用は発生しません。
基本的にサーバー費用などの、制作会社に依頼した場合にも発生する維持費だけで済むことになります。
3-2 メリット2:自分で内容の更新、ページの追加ができる
会社のホームページ制作を自分で行うメリットの2つ目は、自分で内容の更新、ページの追加ができることです。
自社、自分で制作しているため、制作時と同じ方法で、ページの追加や内容の更新を行うことが出来ます。
急遽更新する必要が生じた場合やタイムリーに更新したい場合などにも、自社で素早く対応できることになります。
しかしこれに関しては、制作会社に依頼した場合でも、費用はかかりますが、更新可能なサイトを制作することができる点に注意が必要です。
3-3 デメリット1:ある程度の専門知識が必要
会社のホームページ制作を自分で行うデメリットの1つ目は、ある程度の専門知識が必要なことです。
知識が全くなくても、制作できないわけではありません。
しかし、知識がない場合、WordPressで制作するとしても、ホームページ制作ツールで制作するとしても、壁に直面することになります。
知識がないとテンプレートよりも見栄えのいいデザインを作成することは難しく、機能に関しても、思うような機能を実装することは難しくなってしまうのです。
企業、事務所のホームページとしては、不十分なものとなってしまう可能性があります。
3-4 デメリット2:デザインが崩れ顧客が不安に感じる
会社のホームページ制作を自分で行うデメリットの2つ目は、デザインが崩れ顧客が不安に感じることです。
昨今ではスマートフォンで検索する方が非常に多くなっています。
そのため、ホームページもスマートフォンやタブレットに対応している必要があるのです。
スマートフォンなどに対応することを、レスポンシブ対応、レスポンシブデザインなどといいます。
レスポンシブデザインに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
これが出来ていない場合、顧客がスマートフォンでホームページを見た時に、小さな画面でパソコン用のサイトを見ることになってしまうのです。
これは見づらいだけではなく、顧客に対して大きなストレスを与えてしまいます。
加えて、どうにか自分でレスポンシブ対応をしたとしても、問題が発生することが多々あります。
レスポンシブ対応のテンプレートを使用したとしても、後から追加した画像や動画などの要素が、必ずしも対応できるわけではありません。
画像・動画だけ非常に大きく表示され、他の要素が小さくなってしまうというような、デザイン崩れを起こすリスクがあるのです。
デザイン崩れが起きているようなホームページは、顧客の信頼感・安心感に、非常に大きな影響を与えてしまいます。
そのため、デザインが崩れ、顧客が不安に感じるリスクがあるのです。
3-5 デメリット3:制作には多大な手間と時間がかかる
会社のホームページ制作を自分で行うデメリットの3つ目は、制作には多大な手間と時間がかかることです。
専門知識がない状態で制作する場合、その都度調べながらの制作になりますし、分からないことや問題が発生したら、どうにか調べて解決する必要があります。
例えば、画像を特定の位置に載せたいだけなのに、やり方、位置やサイズの調整などに手間取り、たった1枚の画像に数十分かかってしまったということもあるのです。
このようなことが続けばホームページ制作自体が面倒になってしまいますし、モチベーションも低下してしまいます。
ホームページ担当者の負担が、非常に大きなものになってしまっているのです。
加えて、どうにか担当者が調べながら制作し、更新作業を出来たとしても、その後にも大きなリスクが潜んでいます。
自作ホームページの制作、運用には多くの知識、スキルが必要となるため、万が一担当者が退職した場合、引き継ぎが困難になってしまいます。
担当者が退職し、誰も会社のホームページを編集できず、全く手が付けられなくなってしまったという、致命的な事態に陥るリスクまであるのです。
3-6 デメリット4:集客ができるようなホームページ制作は困難
会社のホームページ制作を自分で行うデメリットの4つ目は、集客ができるようなホームページ制作は困難なことです。
ホームページで集客を考える場合、SEO対策の知識が必須となります。
どのようなホームページやコンテンツがGoogleやYahoo!に評価されるかを把握していて、制作したホームページの現状を分析できる必要があるのです。
知識がない場合、WordPressのSEO対策プラグインなどに頼ることもできますが、SEO対策はプラグインを使えば必ず効果が出るというものではありません。
不可能というわけではありませんが、思うような集客が難しい点に注意が必要です。
3-7 デメリット5:不明な部分やトラブルを自力で解決する必要がある
会社のホームページ制作を自分で行うデメリットの5つ目は、不明な部分やトラブルを自力で解決する必要があることです。
WordPressはもちろん、ホームページ作成ソフトなどは、基本的に電話サポートなどはつきません。
操作の方法などで分からないことがあったり、トラブルが発生したりしても、全て自分で解決する必要があります。
最悪の場合、問題を解決できずホームページ開設まで漕ぎつけることができないということもあります。
4章 会社のホームページ制作の準備
会社のホームページを制作する場合、最低限必要なものがあり、事前準備が必要となります。
具体的には、以下の2つです。
代行してくれる制作会社もありますが、これは制作終了後も継続して更新していく必要がある作業です。
将来的にトラブルになる可能性もあるため、基本的には自社で準備する方が手っ取り早く、リスクが少ない点を留意しておきましょう。
それでは、順番に解説していきます。
4-1 準備1:サーバー登録
会社のホームページ制作の準備の1つ目は、サーバー登録です。
サーバーは、簡単に言うとホームページという家を建てるための土地のようなものになります。
これが無ければ、ホームページを作ったとしてもWEB上に公開することができません。
サーバーの準備としては、以下のような方法があります。
自前のサーバーの構築は膨大な費用がかかりますが、レンタルサーバーは月1000円~4000円程度です。
特別な理由がない限りは、レンタルサーバーを利用しましょう。
レンタルサーバーは数多くあるため、特徴や強み、価格から取捨選択し、自分に合った会社と契約を検討していく必要があります。
4-2 準備2:ドメインの取得
会社のホームページ制作の準備の2つ目は、ドメインの取得です。
ホームページが家、サーバーが土地であると考えた場合、ドメインは住所であると言えます。
URLのhttpやhttpsに続く最初の部分のことです。
ドメインには以下のような種別が存在します。
独自ドメインは〇の部分に好きな文字列を入れたドメインであり、共有ドメインは、自分で設定した文字列である○に最初から決まっている△から先の部分が付く形になります。
共有ドメインは費用がかかりませんが、独自ドメインは年間1000円前後の維持費が必要になります。
とはいえ、会社などのホームページの場合は、独自ドメインをおすすめします。
理由は、以下のとおりです。
ドメインの取得方法は、ドメインを取り扱う専門のサービスで取得する方法や、レンタルサーバーのサービスで取得する方法があります。
レンタルサーバーによっては、契約すると独自ドメインが付いてくるようなサービスもあります。
一連の流れで出来るため、レンタルサーバーと契約し、ドメインを取得、自動更新していくという方法がおすすめです。
5章 会社のホームページ制作で最低限必要なページと機能
会社のホームページとして、必要なページと機能があります。
ここでは、パンフレット代わりになるようなシンプルなホームページを作る場合に掲載するべき情報や機能を挙げていきます。
具体的に必要なページは、以下のとおりです。
次に、必要な機能は、以下のとおりです。
会社のホームページを制作する場合、これらを最低限作っておきましょう。
ただし、これだけだと本当に最低限ですので、より魅力的なホームページにするために作っておいた方がいいページも多々あります。
あくまで一例ですが、以下のようなページです。
このようなページを付け足すかを検討して、より魅力的に、より目的に即したホームページに仕上げていくことになります。
6章 会社のホームページ制作を依頼する際の会社選びの視点3つ
会社のホームページ制作は、制作会社に依頼するとしても、制作会社ならどこでもいいというわけではありません。
高額な費用を払っているから大丈夫と思って任せきってしまうと、失敗する可能性すらあります。
失敗しづらいようにするために、会社のホームページ制作を依頼する会社選びの視点があります。
具体的には、以下の3つです。
それでは、順番に解説していきます。
6-1 視点1:自社の業務やクライアント層を理解していること
会社のホームページ制作を依頼する際の会社選びの視点の1つ目は、自社の業務やクライアント層を理解していることです。
WEBサイト制作会社は数多くあり、その得意分野や専門に取り扱っている業界などは多岐に渡ります。
そのため、価格だけを見て選んでしまうと、業界特有の事情などをサイトに反映できない可能性があるのです。
例えば、士業の方が独立するために、事務所のホームページを制作しようとしているとしましょう。
士業の業務は分かりづらいものも多く、クライアント層も一般的な顧客と違う性質を持っていることが多い傾向にあります。
加えて、各士業特有の広告に関する規制がある場合もあるため、問題がある表現になる可能性すらあります。
このような事情への制作会社の理解が不十分な場合、制作や打ち合わせで効果的なやり取りをすることが難しくなり、ホームページに反映できない可能性があるのです。
これは士業に限ったことではありません。
そのため、自社の業務やクライアント層を理解しているかといった視点が非常に重要になるのです。
6-2 視点2:サイトの運営実績
会社のホームページ制作を依頼する際の会社選びの視点の2つ目は、サイトの運営実績です。
ホームページからの集客まで視野に入れている場合、制作会社自体のサイトの運営実績を見ることが重要になります。
なぜかというと、どれだけホームページの内容が良くても、ホームページを訪れる方が少なければ、見てもらうことすらできないためです。
そうならないために、制作会社自体が、訪れてもらえるホームページを運用できているかという視点が重要になるのです。
ホームページに訪れてもらう手法として、リスティング広告の掲載や、ホームページ自体が検索結果で上位に表示される、検索結果の上位に表示されるようなコンテンツを提供することなどが挙げられます。
どの手段を取っているにしても、それらによって集客できていなければ、クライアントに対して集客ができるホームページを提供できるかは不安が残ってしまいます。
そのため、集客まで視野に入れている場合は、制作会社自体が、集客できるホームページを運営ができているかという視点が重要になるのです。
6-3 視点3:クライアント自身が更新しやすい環境づくりをしていること
会社のホームページ制作を依頼する際の会社選びの視点の3つ目は、クライアント自身が更新しやすい環境づくりをしていることです。
ホームページの更新・運用を業者に委託すると、サーバー費用などの維持費とは別に管理費というものが必要になります。
更新頻度にもよりますが、月5000円~5万円程度も必要になってしまうのです。
更新作業のために月数万円というのは、会社の規模によっては非常に大きな負担です。
その負担を少しでも抑えたいと考えている場合、自身で運用して、管理費用をかけないことが重要になります。
そのため、クライアント自身が更新しやすい環境づくりをしているかという視点が必要になるのです。
7章 会社のホームページ制作はリバティ・ベル株式会社!
リバティ・ベル株式会社は、会社のホームページの製作に力を入れています。
ホームページ制作は、会社や事務所、それぞれの事情に配慮しながら、ユーザーの見やすさ、使いやすさに配慮したものを制作することが非常に重要となります。
リバティ・ベル株式会社では、お客様のご希望を丁寧に確認させていただき、ご希望と使いやすさの両立に配慮するように心がけています。
また、リバティ・ベル株式会社は、オウンドメディアの運営についても圧倒的な経験とノウハウを確立しています。
是非、制作後にお客様自身で運用しやすいホームページを制作させていただければ幸いです。
まずはオンライン(ZOOM)にて簡単にご要望をお伺いさせていただき、適切なサービスをご提案させていただきます。
お気軽にお問合せください。
料金表については、以下のページから確認いただくことができます。
WEBサイト制作料金表|リバティ・ベル株式会社8章 まとめ
今回は、会社のホームページ制作の方法と、自作する場合のメリット・デメリット、制作会社に依頼する場合の会社選びの視点について解説しました。
この記事の要点を簡単に整理すると、以下のとおりです。
この記事が会社のホームページ制作を自分でできないかと悩んでいる方の助けになれば幸いです。