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起業・独立2024年8月19日
コンサルの独立が失敗する3つの理由|年収や成功するための準備4つ
コンサルタントとして働いているものの、そろそろ独立したいと考えていませんか?
自分のやりたいように自由に働きたいと考えている方も多いですよね。
コンサルが独立する方法としては、フリーランスとして独立する方が多いですが、事務所を設立して複数人でコンサル業務を行う方やベンチャー企業を立ち上げると言った方もいます。
コンサルが独立するメリットとデメリットを整理すると、以下のとおりです。
コンサルが独立で失敗する際には理由があり、根本的には、事務所の看板や体制に頼り切っており、独立後の見通しが甘いことに起因します。
コンサルが独立した場合の年収は数百万円から数千万円程度と幅があり、どの程度ハードに働くかによっても変わってきます。
コンサルが独立を成功させるためには入念な準備が必要不可欠であり、しっかりと準備をすることで失敗する確率を格段に下げることができます。
実は、コンサルタントとして、経営問題の解決などに携わってきた方でも、一から自分で事業を始めるとなると、上手くいかなかい方も多いのです。
この記事をとおして、多くのコンサルタントの方に独立に必要な知識やノウハウを共有することができれば幸いです。
今回は、コンサルの独立が失敗する3つの理由を説明したうえで、年収や成功するための準備4つを解説していきます。
具体的には、以下の流れで説明していきます。
この記事を読めば、コンサルが独立して成功するためにはどうすればいいのかがよくわかるはずです。
目次
1章 コンサルが独立する方法3つ
コンサルが独立すると言った場合には、現在勤めているファームを辞めて、新たに事業を立ち上げることをいいます。
コンサルタントとして働く方の多くは、どこかのファームに所属していて、アソシエイトとしての経験を積み、パートナーへの道を辿っていくことになります。
優秀なコンサルタントの場合には、どこかのタイミングにおいてファームを辞めて独り立ちすることを考えるケースがあるのです。
コンサルが独立する方法としては、例えば、以下の3つがあります。
1-1 方法1:フリーランス
コンサルタントが独立する方法の1つ目は、フリーランスとしてコンサル業務を行うことです。
個人事業主として、自宅やレンタルオフィスを借りて、案件をこなしていく事になります。
身軽なので高単価な案件を安定して獲得できれば、ワークライフバランスに富んだ働き方をすることもできます。
1-2 方法2:コンサル事務所を設立
コンサルタントが独立する方法の2つ目は、コンサル事務所を設立して、コンサル業務を行う方法です。
仲間を募ったり、アソシエイトを雇ったりして、複数人で新たに事務所を作ることなども考えられます。
規模次第では法人化することも考えられます
1-3 方法3:ベンチャー起業
コンサルタントが独立する方法の3つ目は、ベンチャー起業などを立ち上げて、コンサル業務以外の業務を行う方法です。
色々なビジネスを見ていると、自分自身でもビジネスを始めてみたいと感じる方は多いでしょう。
コンサルタントして働いていた方の中には、革新的なビジネスを新たに始めようとする方も多いのです。
2章 コンサルが独立するメリット・デメリット
コンサルが独立するにあたっては、メリットもあれば、デメリットもあります。
コンサルが独立する際のメリットとデメリットを整理すると以下のとおりです。
それでは、これらのメリットとデメリットについて、順番に説明していきます。
2-1 メリット1:自由に働くことができる
コンサルが独立するメリットの1つ目は、自由に働くことができるということです。
独立するまでの間は、パートナーの意向などもあり、自分だけで案件の方針を決めることも難しいことも多いでしょう。
案件へアサインされれば、これを拒否することも中々難しいでしょう。
これに対して、独立すれば、自分のやりたい案件をすることができますし、処理方針についても自分で決めることができます。
2-2 メリット2:収入が青天井になる
コンサルが独立するメリットの2つ目は、収入が青天井になることです。
独立するまでは、クライアントから多額の報酬が払われても、ほとんどはファームのパートナーに配分されてしまい、自分の取り分は少ないということが多いでしょう。
これに対して、独立すれば、経費を除いた金額がすべて自分の取り分となりますので、収入は青天井となります。
実力さえあれば、年間で数千万円以上稼ぐこともできるでしょう。
2-3 メリット3:自分の名前で仕事ができる
コンサルが独立するメリットの3つ目は、自分の名前で仕事ができることです。
独立するまでは、案件を上手く解決できても、顧客からの信頼や感謝は、主にパートナーやファームに向けられることになるでしょう。
これに対して、独立すれば、良い対応をすればするほど、自分の信頼は高まっていき、紹介などの案件も増えていくことになります。
そのため、自分の名前で仕事をすることができ、ブランディングしていけるというのはメリットでしょう。
2-4 デメリット1:ファームの看板がなくなる
コンサルが独立するデメリットの1つ目は、ファームの看板がなくなることです。
これまでは、有名なファームの名前で仕事が来ていたり、クライアントと円滑なコミュニケーションが出来ていたりと言ったこともあるでしょう。
独立すると、待っていれば案件がくるという状況ではなくなり、自分で積極的に営業をしていかなければなりません。
頑張って営業をしても、実績のない小規模なコンサルには依頼できないと冷たい対応をされてしまうこともあるでしょう。
2-5 デメリット2:収入が安定しない
コンサルが独立するデメリットの2つ目は、収入が安定しないことです。
独立すると毎月一定の金額が振り込まれたり、最低補償があったりするわけではありません。
何も案件が来なければ売り上げは0になります。オフィスを借りていれば賃料や光熱費がかかりますので、収支がマイナスになってしまう月も出てくるでしょう。
このように独立すると収入が安定しないというデメリットがあります。
2-6 デメリット3:相談がしにくい
コンサルが独立するデメリットの3つ目は、相談がしにくいことです。
独立すると案件の対応に悩んでも、パートナーに相談したり、フォローしてもらったりといったことが難しくなります。
自分一人で責任をもって対応しなければいけませんので、プレッシャーも大きくなるでしょう。
3章 コンサルの独立が失敗する3つの理由
コンサルの独立が失敗するには、理由があります。
根本的には、事務所の看板や体制に頼り切っており、独立後の見通しが甘いことに起因することがほとんどです。
例えば、コンサルの独立が失敗する理由としては、以下の3つです。
それでは、これらの理由について、順番に説明していきます。
3-1 理由1:案件を獲得できない
コンサルの独立が失敗する理由の1つ目は、案件を獲得できないことです。
ファームにいた頃は、待っていれば仕事が舞い込んできて、仕事に対して人手が不足していると感じていた方も多いでしょう。
しかし、独立するとファームの看板がなくなってしまい、中々信頼を獲得できず、依頼を受けることができないことが増えてきます。
依頼をする側の担当者も、無名のコンサルに依頼して、失敗したとなっては、なぜそのようなコンサルを選んだのかと責められることになります。
一方で、有名なファームに依頼したとなれば、仮に失敗してしまったとしても、やむを得なかったものとして、担当者が責められることは少ないでしょう。
このように、独立すると、案件を獲得するハードルが格段に上がってしまうことになるのです。
3-2 理由2:ランニングコストが高すぎる
コンサルの独立が失敗する理由の2つ目は、ランニングコストが高すぎることです。
どの程度の売り上げがあがるかがわからない状態で、立派な事務所を借りたり、多額の広告費をかけてしまったりすると、自分のクビを絞めることになってしまいます。
ランニングコストが高くなれば、それだけ毎月売り上げなければならない金額も増えることになります。
独立で失敗してしまう際によくあるのは、売り上げに見合わない、ランニングコストを支払い続けている場合が挙げられるのです。
3-3 理由3:案件を処理できる体制を整えられない
コンサルの独立が失敗する理由の3つ目は、案件を処理できる体制が整えられないことです。
ファームで働いていた頃は、チームで案件に取り組むことが多く、比較的大規模な案件にも対応することができたでしょう。
しかし、独立すると、自分ひとりで対応しなければならず、売り上げが安定するまでは、従業員を雇うのも難しいでしょうから、処理できる案件に限界があります。
取り扱う案件の内容によっては、十分なサービスを提供できるだけの体制を整えることができず、失敗してしまうこともあります。
4章 コンサルが独立した場合の年収
コンサルが独立した場合の年収は数百万円から数千万円程度と幅があり、どの程度ハードに働くかによっても変わってきます。
独立した後は、ファームで働いていた頃の2倍の年収になったという話も珍しくありません。
稼働時間制のフリーコンサルタントの求人では、100%稼働した場合の報酬月額が120万円~150万円程度のことが多くなっています。
実際に100%稼働することは少ないでしょうが、仮に100%稼働した場合を想定すると、1440万円~1800万円程度の年収ということになります。
更にハードに働いていけば、年収はそれだけ上がっていくことになります。
5章 コンサルが独立して成功するための準備4つ
コンサルが独立を成功させるためには入念な準備が必要不可欠であり、しっかりと準備をすることで失敗する確率を格段に下げることができます。
コンサルが独立で失敗する原因の多くは、事前に対処をすることで回避することが可能だからです。
例えば、コンサルが独立して成功するための準備としては、以下の4つがあります。
それでは、これらの準備について順番に説明していきます。
5-1 準備1:ホームページの作成
コンサルが独立して成功するための準備の1つ目は、ホームページの作成です。
ホームページを作ることで事務所の存在と名前を公にすることができますので、顧客にも安心を与えやすくなります。
また、ホームページを作成することで事務所の情報も発信しやすくなります。
ホームページを作成したら、定期的にコンテンツをアップして、適切に運営していくことで、集客力を蓄積していくことがきます。
リバティ・ベル株式会社では、このような名刺代わりのホームページ(コーポレートサイト)やコンテンツからの集客を目的としたホームページ(オウンドメディア)の制作を承っております。
WEBサイト制作|リバティ・ベル株式会社5-2 準備2:事業計画を立てる
コンサルが独立して成功するための準備の2つ目は、事業計画を立てることです。
事業計画は、事業を行うにあたって必要なコストを把握するのに役立ちますし、利益の見通しを立てたり、進捗管理を行ったりするうえでも不可欠です。
例えば、事業計画を立てるにあたっては、競合分析やペルソナ設定、商品やサービスの決定、集客方法の決定等を行い、売り上げや経費の見通しを立てることになります。
5-3 準備3:独立の挨拶
コンサルが独立して成功するための準備の3つ目は、独立の挨拶をすることです。
独立後は、これまでお世話になった方々に感謝の挨拶を忘れずに行いましょう。
先輩コンサルタントや同期、後輩、恩師などには、これまで支援いただいた方々などに、挨拶を行います。
また、オフィスを借りる際には、同じビルにオフィスを構える方々、とくに同業の方々などには、引っ越しの挨拶を兼ねて連絡をすると、今後の協力関係の構築にも繋がります。
5-4 準備4:セミナーの企画や交流会への参加
コンサルが独立して成功するための準備の4つ目は、セミナーの企画や交流会への参加です。
セミナーの企画を行うことで、指導者として意識してもらうことができますし、あなたが発信する情報に関心がある方との繋がりを持つことができます。
また、交流会へ参加することで、士業や経営者の方との繋がりを持つことができます。
6章 コンサルが独立する際のWEBサイト制作はリバティ・ベル株式会社にお任せ!
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WEBサイト制作 | リバティ・ベル株式会社 (libertybell-corp.com)7章 まとめ
以上のとおり、今回は、コンサルの独立が失敗する3つの理由を説明したうえで、年収や成功するための準備4つを解説しました。
この記事の要点を簡単に整理すると以下のとおりです。
この記事が独立したいと考えているコンサルタントの方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。