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WEBサイト制作2024年6月12日
個人事業主のホームページのメリット3つ!作り方やポイントも解説
個人事業主にホームページが必要なのかと悩んでいませんか?
ホームページを持たずSNSを活用している個人事業主もいるため、費用をかけてまで作る必要があるのかと悩んでしまいますよね。
個人事業主でも、ホームページを作ることで大きなメリットがあります。
具体的には、以下のようなメリットです。
このように多くのメリットがありますが、ただ作ればメリットを得られるというわけではありません。
制作するホームページの内容や機能によって非常に高額な費用が掛かる場合もありますし、掲載しておきたい情報や、制作するうえで踏まえておくべきポイントもあるためです。
実は、なんとなくホームページを作ったものの、特に目的や活用方法などを定めていたわけでもなかったために、高額な費用をかけたにも関わらずなんの成果にもつながらなかったということもあるのです。
この記事をとおして、個人事業主のホームページのメリットと制作のポイントなどについて知っていただければ幸いです。
今回は、個人事業主のホームページのメリットについて説明したうえで、作成方法と費用・相場、掲載しておきたい情報、制作におけるポイントについて解説していきます。
具体的には、以下の流れで解説していきます。
この記事を読めば、個人事業主のホームページについてよく分かるはずです。
目次
1章 個人事業主にホームページは必要?ホームページのメリット3つ
個人事業主にホームページは必要かと悩む方もいるかと思いますが、個人事業主のホームページは非常に重要な役割を果たします。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
それでは、順番に解説していきます。
1-1 メリット1:自己紹介ツールになる
個人事業主のホームページのメリットの1つ目は、自己紹介のツールになることです。
個人事業主は、企業と比べて広報や信用、実績などの面で大きなハンデを背負っている状態です。
そのため、まずは自分の事業について知ってもらうことが急務になります。
そもそも依頼をする側から見た場合、よく分からない相手で実績も不明確であった場合、なかなか取引はしづらいですよね。
そこで役に立つのが、ホームページです。
例えば、ホームページに自分のプロフィールや実績などを掲載しておくことで、ホームページ自体を自己紹介のツールとして活用することができます。
つまり、名刺やポートフォリオの代わりにすることができるのです。
説得力や安心感を与える材料になるような実績や経歴を載せることで、信頼性の担保につながり、仕事獲得につなげていくことできるのです。
1-2 メリット2:仕事・顧客獲得の経路になる
個人事業主のホームページのメリットの2つ目は、仕事・顧客獲得の経路になることです。
個人事業主やフリーランスの仕事獲得の手段として、ホームページやSNSが積極的に活用されています。
実際に、2021年に全国の個人事業主やフリーランス1100名に対して行われた調査において、18.3%がホームページやSNSを経由で仕事獲得をしているというデータがあります。
(出典:個人事業主・フリーランスの実態調査結果(2021/6/9~10実施))
これは、知人からの紹介と過去の取引先からの紹介に続いて、3番目に多くなっています。
フリーランス歴が浅くなればなるほど、ホームページやSNSが占める割合が増えるのです。
このデータではSNSとホームページはひとまとめにされていますが、SNSとホームページではそれぞれ利点が異なります。
例えば、SNSでは情報が埋もれてしまい、1か月前、1年前の投稿が閲覧者の目に触れることはほぼありませんが、ホームページならいつでも情報を見てもらうことができます。
つまり、SNSだけでは、顧客にいつでも、すぐにでもというような情報取得の要望に応えることが難しいのです。
とはいえ、SNSは集客方法の1つとしてビジネスでも多く利用されています。
SNSなら、ホームページを見るほどの興味はないという方に対してもアプローチできるといったような多くの利点もあるためです。
そのため、ホームページのコンテンツをSNSでも投稿するといったような、相互活用がおすすめです。
1-3 メリット3:顧客獲得の費用を抑えることができる
個人事業主のホームページのメリットの3つ目は、顧客獲得の費用を抑えることができることです。
個人事業主の場合、集客を広告媒体への掲載や営業代行業者への依頼などで行っていることもあるでしょう。
そのような場合、ホームページを制作することで、顧客獲得のための費用を抑えられる可能性があります。
ホームページやそのコンテンツは、SEO対策という検索エンジンで上位表示される対策を施すことで、検索エンジン経由での集客を期待することができます。
この方法の場合、当然広告掲載料などは発生しないことになります。
効果が出るまで年単位の中・長期的な視点で見ていく必要があるという点に注意が必要ですが、一度成果が出始めれば、成果を長期間にわたって得ることも難しくありません。
もちろん、継続的な運用・調整は必要なので労力は掛かりますが、常に広告宣伝費や外注費用をかけ続けている状態から脱することができる可能性があるのです。
これは、ホームページ運用による大きなメリットの1つであるということができます。
2章 個人事業主がホームページを作成する方法
ホームページを制作する方法は、個人事業主でも企業でも大きな違いはありません。
制作会社に外注するか、多岐に渡る方法の中から自分でできそうな方法で自作するかという選択肢になります。
具体的な方法としては、以下のとおりです。
自作する方法も多数ありますが、知識がない場合はホームページ作成ツールやWordPressなどを用いて制作することになります。
この場合、テンプレートを用いて制作することになりますが、大幅な調整やカスタマイズ、凝ったデザインなどは難しく、問題が生じても全て自分で対処しなければならない点に注意が必要です。
時間と労力をかけて簡易的なホームページを作ることになるため、費用はかかりますが、基本的には制作会社に依頼するのがおすすめです。
ホームページ制作の方法と、自作のメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
3章 個人事業主のホームページの費用・相場
ホームページの費用は、個人事業主でも企業でも、維持費と制作費を分けて考える必要があります。
まず自作した場合でも必要な維持費は、以下のようになっています。
表内の維持費以外は、基本的に外注した場合の費用となっています。
自分で対応できるのか否か、どこまでを外注するのかによって、費用は大幅に変わることになります。
維持費に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
ホームページ制作費用は、自作する場合であれば使用するツールの使用料金のみで済みます。
しかし、外注する場合には、以下のような相場となっています。
このように、目的によって必要なページ数やデザイン、機能などが異なるため、費用の相場に大幅な差があります。
そのため外注する場合は、どの程度の規模のホームページを求めているのか、どのような機能が必要なのかといったような様々なことを考慮することが重要です。
ホームページ制作費用の相場や安く抑えるポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
4章 個人事業主のホームページに掲載しておきたい情報7つ
個人事業主のホームページには、掲載しておきたい情報があります。
具体的には、以下のとおりです。
それでは、順番に解説していきます。
4-1 情報1:運営者情報
個人事業主のホームページに掲載しておきたい情報の1つ目は、運営者情報です。
個人事業主は、法人と比べると社会的信用度は高くありません。
そのため、信頼度を高めるために、以下のような情報を掲載するようにしましょう。
このような情報を掲載し、「実在しているかどうか」を判断できるようにしておくことが重要です。
ただし、私用の携帯電話を使用している場合や自宅を事務所としている場合は、個人情報をWEB上に公開してしまうリスクがあることに注意が必要です。
場合によっては、レンタルオフィスの使用などを検討するのもいいでしょう。
4-2 情報2:事業内容
個人事業主のホームページに掲載しておきたい情報の2つ目は、事業内容です。
個人事業主として、どのような事業を行っているのかを明確に掲載しましょう。
事業の説明と併せて、メリットや強み、解決できる課題なども掲載すると効果的です。
これらを掲載することで、顧客が仕事を依頼した際にどのような結果を得られるのかが想像しやすくなります。
ただ自分が行っている事業について説明するのではなく、顧客の視点になって、顧客が知りたいこと、顧客にとって価値がある情報を伝えることが重要です。
4-3 情報3:実績
個人事業主のホームページに掲載しておきたい情報の3つ目は、実績です。
個人事業主としての事業の実績は、信頼性を高めるための要素として非常に重要な役割を持ちます。
既に実績があるのであれば、受注件数や業界などの実績を掲載するようにしましょう。
ただし、取引先の企業名や取引内容について掲載する場合、トラブルにしないためにも必ず掲載許可を取るようにしましょう。
4-4 情報4:料金
個人事業主のホームページに掲載しておきたい情報の4つ目は、料金です。
料金は、顧客にとって重要な判断材料の1つです。
目安でも問題ないので、必ず掲載するようにしましょう。
そうすることで、顧客が比較検討しやすくなり、仕事の受注しやすさに繋がります。
顧客から見て料金体系が不明確な場合、それだけで比較対象から外される可能性もあるため注意しましょう。
4-5 情報5:お客様の声
個人事業主のホームページに掲載しておきたい情報の5つ目は、お客様の声です。
過去に取引をしたお客様の声の掲載は、実績と同様に信頼性の担保に繋がります。
SNSやメールなどでお礼のメッセージなどをもらうことができているのであれば、それを掲載するのもいいでしょう。
ただし、実績と同様に掲載許可を取るように注意しましょう。
4-6 情報6:お問い合わせフォーム
個人事業主のホームページに掲載しておきたい情報の6つ目は、お問い合わせフォームです。
ホームページは、24時間365日閲覧することができます。
しかし、せっかくホームページを見て興味を持ってもらっても、問い合わせに対応できなければ意味がありません。
そこで、お問い合わせフォームを設置しておくことで、いつでも連絡を受け付けることができるようになります。
電話での連絡が可能でも、対応できる時間が限られるなどのデメリットがあるため、お問い合わせフォームを受付窓口として設置しておくといいでしょう。
また、ホームページ内でお問い合わせフォームなどへの導線であるリンクのボタンなどは、分かりやすくしておきましょう。
導線が分かりにくいと顧客のストレスの原因になり、依頼や取引を諦めてホームページを離脱されてしまう恐れがあります。
4-7 情報7:プライバシーポリシー
個人事業主のホームページに掲載しておきたい情報の7つ目は、プライバシーポリシーです。
プライバシーポリシーとは、個人情報の利用目的、管理方法などを記載したものです。
個人情報を取得する場合、必ずプライバシーポリシーを掲載しましょう。
ホームページから個人情報を取得する場合、利用目的を本人に通知、あるいは公表する必要があるためです。
(引用元:個人情報の保護に関する法律)
5章 個人事業主のホームページ制作におけるポイント5つ
個人事業主がホームページを制作するうえで、留意しておくべきポイントがいくつかあります。
具体的には、以下の5つです。
それでは、順番に解説していきます。
5-1 ポイント1:目的を明確にしておく
個人事業主のホームページ制作におけるポイントの1つ目は、目的を明確にすることです。
ホームページを作る場合には、目的を明確にしておきましょう。
費用・相場でも触れましたが、ホームページは、目的によって費用が大幅に変動します。
持たせるべき機能やWEBサイトの規模が変わってきてしまいますし、費用ばかりを気にしてしまっていては、目的を達成できないホームページになってしまう可能性があるためです。
例えば、費用を抑えるために、小規模で最低限の情報を掲載したホームページを制作したとしましょう。
この場合、実績や事業の説明、料金体系などを掲載しておき、名刺代わりとして使うことはできるでしょう。
しかし、名刺代わりのホームページに、集客効果はありません。
ホームページから集客したい場合、集客方法の検討やその方法を踏まえた制作をしていく必要があるのです。
高額な費用をかけたにもかかわらず目的を達成できないホームページになってしまっては本末転倒です。
そのため、あらかじめ目的を明確にし、それを踏まえたホームページを作っていくことが重要になります。
5-2 ポイント2:ターゲットを明確にする
個人事業主のホームページ制作におけるポイントの2つ目は、ターゲットを明確にすることです。
ターゲットによって、訴えかけやすい、興味を惹きやすいデザインというものがあります。
そのため、しっかりと訴えかける対象を定めておかなければ、効果的なホームページを作ることができないのです。
ターゲットに関しては、ペルソナというさらに踏み込んだ人物像まで定めておくのがおすすめです。
ペルソナとして設定する項目の具体例としては、以下のようなものがあります。
このような項目を定めることで、よりターゲットに訴えかけ、興味を惹きやすいホームページを作ることができるようになります。
そのため、ターゲットを明確にしておくことが重要なのです。
5-3 ポイント3:流入経路を考えた設計をする
個人事業主のホームページ制作におけるポイントの3つ目は、流入経路を考えた設計をすることです。
とりあえずホームページを作っておこうというスタンスでのホームページ制作は、失敗する可能性が高くなってしまいます。
ホームページは存在するだけで見てもらえるようなものではありませんし、名前や屋号で検索してヒットしたとしても、もともと有名な場合を除いてそのような検索方法自体されないためです。
ポータルサイトやSNSなどのリンクから流入するだけでいいのか、検索からも流入して欲しいのかといったような流入経路を検討し、それを踏まえた制作を行う必要があるのです。
例えば、検索からの流入を期待している場合、SEO対策という検索結果の上位に表示させるための対策が必須になりますし、その分外注費用も高額になることになります。
そのため、どのような経路でホームページを見てもらうのかというのは、設計段階から考えておきましょう。
5-4 ポイント4:公開後も継続的に更新していく
個人事業主のホームページ制作におけるポイントの4つ目は、公開後も継続的に更新していくことです。
情報が更新されていないホームページは、事業の信用性に大きな悪影響を及ぼします。
例えば、値上げをしたにも関わらず、ホームページの料金表が更新されていないままの状況だったとしましょう。
そうなると、ホームページを見て問い合わせてくれた顧客の中には、「ホームページの料金表と値段が違う」「想定していた以上の金額の見積もりだった」というような不満を持つことになってしまいます。
これでは、どんなに提供できる結果が良かったとしても、「ホームページすら管理できない人を信用できない」と選択肢から外されてしまい、成果につながりません。
そのため、ホームページ内の情報に変更があるようなときには、なるべく早く更新するようにしましょう。
5-5 ポイント5:公開後の運用についてあらかじめ考えておく
個人事業主のホームページ制作におけるポイントの5つ目は、公開後の運用についてあらかじめ考えておくことです。
ホームページは、作ったらそれで終わりというわけではありません。
前項で解説した更新作業も必要ですし、ホームページ自体の維持をしていくための保守管理が必要になります。
ホームページの運用をせずに放置していると、最悪の場合表示自体ができなくなることもありますし、ウイルスを仕込まれて顧客に悪影響を与える可能性もあります。
そのような事態にしないためにも、制作時から運用のことまで考えておく必要があるのです。
自分でホームページの保守管理をできるのか、運用を外注する場合費用はどうするのか、更新作業をする余裕や技術的な知識はあるのかなど、考えることは多岐に渡ります。
特に更新作業に関しては、初期費用は高くなるものの、WordPressなどを導入した構築をしておくことで、知識がなくても更新作業ができるようにすることもできます。
そのため、ホームページ制作の段階から運用まで考えておき、自分で更新することを視野に入れる場合はそれを踏まえた構築をするようにしていきましょう。
ホームページの運用や代行費用などに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
6章 個人事業主のホームページならリバティ・ベル株式会社!
リバティ・ベル株式会社は、ホームページの製作に力を入れています。
昨今では、お知らせ以外にもブログ機能を持たせたような、集客やブランディングまで視野に入れたホームページが多くなってきています。
リバティ・ベル株式会社では、知識がない方でも更新作業がしやすいように、利便性の向上には特に注意を払い、使いやすさを追求しています。
目的も含めてご相談いただければ、お客様に合ったホームページの種類や構成もご提案させていただきます。
是非、お客様に合った、制作後にお客様自身で運用しやすいホームページを制作させていただければ幸いです。
まずはオンライン(ZOOM)にて簡単にご要望をお伺いさせていただき、適切なサービスをご提案させていただきます。
その後のご希望により変動する可能性はありますが、お問い合わせからのメールでのお見積もりも無料で承りますので、お気軽にお問合せください。
料金表については、以下のページから確認いただくことができます。
WEBサイト制作料金表|リバティ・ベル株式会社7章 まとめ
今回は、個人事業主のホームページのメリットについて説明したうえで、作成方法と費用・相場、掲載しておきたい情報、制作におけるポイントについて解説しました。
この記事の要点をまとめると、以下のとおりです。
この記事が、個人事業主にホームページは必要なのかと悩んでいる方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので、読んでみてください。