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WEBサイト制作2024年4月25日
ホームページの種類8つ!種類別の特徴と失敗しない選び方3つ
ホームページにはどのような種類があるのかと悩んでいませんか?
一口にホームページといっても、見た目も機能も全く異なりますし、名前も専門的なものが多くて分かりづらいですよね。
ホームページの種類は、具体的には以下の8つに分類されます。
このように多くの種類があり、機能だけでなく、達成できる目的も種類によって大きく異なります。
そのため、どの種類のホームページが自社に適しているかは、それぞれの特徴などを踏まえて、慎重に検討していく必要があります。
実は、目的にそぐわない種類のホームページを作ってしまったがために、高額な費用をかけたにも関わらず、全く成果が出ないということもあるのです。
この記事をとおして、ホームページの種類ごとの特徴と、自社に適したホームページの種類を選ぶポイントについて知っていただければ幸いです。
今回は、ホームページの種類ごとの特徴を説明したうえで、自社に適したホームページの種類の選び方について解説します。
具体的には、以下の流れで解説していきます。
目次
1章 ホームページの種類とは?
ホームページは一見違いは分かりづらいですが、中身は同じではありません。
ページやレイアウト構成だけでなく、ホームページを見せたい相手、その相手に起こしてほしいアクションなどによって、サイトの構成は大きく変わるのです。
これらの構成の違いを、種類として分類しています。
そのため、ホームページの種類によって、どんな行動につなげたいのか、どのような役割が果たせるのかが、大きく変わることになります。
種類によって役割が違うということを、理解しておきましょう。
2章 ホームページの種類8つ
ホームページは、種類によって目的や役割が変わります。
具体的には、以下のような種類があります。
これらは、「商品・サービスの認知向上」「見込み顧客を集める」「商品やサービスを売る」など、サイトを作る目的によって作るべきものが変わります。
各種類の特徴を踏まえて、どの種類が自社に合っているのかを考えていきましょう。
それでは、順番に解説していきます。
2-1 種類1:コーポレートサイト
ホームページの種類の1つ目は、コーポレートサイトです。
コーポレートサイトは企業サイトとも呼ばれる、企業を紹介することが目的のサイトです。
会社の顔ともいえるようなWEBサイトであり、より多くの人に会社のことを知ってもらうことができます。
2-1-1 掲載コンテンツ
コーポレートサイトは、以下のようなコンテンツを制作するのが一般的です。
これら以外にもコンテンツは多々ありますが、自社や事務所の情報を分かりやすく伝えることができるページを用意することが求められます。
2-1-2 ポイント
コーポレートサイトでは、ターゲットとしているユーザーに合わせたコンテンツを用意することが重要です。
例えば、ターゲットとして「自社のことが気になっている求職者」を含める場合、採用情報などのコンテンツに力を入れる必要があります。
また、事業内容や顧客層に合わせたデザインにする必要がある点にも注意が必要です。
例えば、士業の事務所であれば、悩んでいる方に情報を提供しつつ誠実感を重視したデザインに、医療機関などであれば清潔感を重視して白を基調としたデザインにといった形です。
コーポレートサイトの制作については、以下の記事で詳しく解説しています。
2-2 種類2:ランディングページ
ホームページの種類の2つ目は、ランディングページです。
ランディングページは、商品やサービスの購入・申し込み・お問い合わせをしてもらうことを目的としています。
インターネット広告やSEO対策を行うことで、見込み顧客が検索するであろうキーワードでサイトが表示されるようにするアプローチが一般的です。
2-2-1 掲載コンテンツ
ランディングページは商品の詳細や魅力の宣伝に加えて、決済やお問い合わせまでの誘導を1ページで行うのが基本となります。
1ページの中に盛り込むべきコンテンツは、以下のようなものがあります。
2-2-2 ポイント
ランディングページのポイントは、とにかくターゲットを絞ることです。
売り込みたい、お問い合わせを獲得したい商品やサービスを必要としているのはどのような人なのかという視点で、ターゲットとする年齢層・性別・背景などを考えていきましょう。
そのうえで、定めたターゲットに訴えかけるキャッチコピーや構成を考えていくことが大切です。
ターゲットが曖昧なまま制作してしまうと、内容も中途半端なものになってしまって結果につながりにくくなってしまうため、注意しましょう。
2-3 種類3:オウンドメディア
ホームページの種類の3つ目は、オウンドメディアです。
オウンドメディアとは、企業自身が所有し、管理するメディアのことです。
最近では、このオウンドメディアの多種多様なコンテンツをとおして、商品やサービスの魅了を伝えていくことを目的とすることが多くなっています。
オウンドメディアの運営を継続していくことで、集客だけでなく、「○○ならこの会社」といったようなブランディングなどにつなげることができるのです。
2-3-1 掲載コンテンツ
オウンドメディアは、基本的には、SEO対策を施して特定の検索キーワードで上位表示されるコンテンツを制作し、商品・サービスの認知向上を目指していくことになります。
そのため、以下のようなコンテンツが考えられます。
つまり、見込み顧客に対して、所謂「お役立ちコンテンツ」を提供することで、そこから自社商品やサービスの認知度向上、お問い合わせの獲得などにつなげていくことになります。
2-3-2 ポイント
オウンドメディアは、どの層をターゲットにして訴えかけるのかをはっきりしておく必要があります。
ターゲットが曖昧なままでは、適した「お役立ちコンテンツ」の提供が難しくなってしまいます。
また、短期的な成果を得ることが難しく、中・長期的な視点で見ていく必要がある点にも注意が必要です。
作ったら終わりというわけではなく、オウンドメディア自体を継続的に運用し、成長させていくことが求められます。
オウンドメディアについては、以下の記事で詳しく解説しています。
2-4 種類4:サービスサイト/ブランドサイト
ホームページの種類の4つ目は、サービスサイト/ブランドサイトです。
コーポレートサイトから、商品やサービスの情報だけを切り出して作成するのが、サービスサイトやブランドサイトです。
「特定の商品・サービスの認知度を上げる」、「特定のターゲットに絞って商品・サービスの集客を行いたい」などといった目的に適したサイトになっています。
2-4-1 掲載コンテンツ
基本的にはコーポレートサイトの商品やサービスに関する部分だけにフォーカスを当てて詳しく掲載していく形になります。
具体的には、以下の項目です。
ブランディングに重きを置いている場合、企業理念などを解説するページの掲載も考えられます。
2-4-2 ポイント
特定のサービスやターゲットに絞ったWEBサイトであるため、誰に、何を見せて、どういう行動を促したいかを詳細に決めておく必要があります。
例えば、交通事故対応を得意としている法律事務所であれば、交通事故で困っている方に、交通事故に関する情報提供を行い、お問い合わせにつなげるというようなことが考えられます。
一言で行動といっても単純ではなく、商品購入やお問い合わせ以外にも、来店促進、資料請求、無料体験、セミナー参加など、様々です。
ゴールとして定めるユーザーの行動を、可能な限り具体的にしておくことも重要です。
2-5 種類5:ECサイト/ネットショップ
ホームページの種類の5つ目は、ECサイト/ネットショップです。
ECサイト/ネットショップとは、WEB上で実際に商品やサービスを直接販売できるサイトのことです。
WEB上での商品などの販売や、購入につなげることによる売り上げアップが目的となります。
実店舗と違い、いつでも、どこでも買い物ができるという点から、企業の有力な販売戦略の1つとなっています。
2-5-1 掲載コンテンツ
商品を販売することになるため、以下のようなコンテンツが考えられます。
商品の特徴や魅力、価格を伝えるページは当然必要となりますが、扱っている品数が多くなればカテゴリページなどを作る必要もあります。
2-5-2 ポイント
ECサイト/ネットショップは、利便性の高さが非常に重要になります。
欲しいものが探せない、見つけられない、購入ボタンが分かりづらいというような場合、サイト自体からの離脱につながってしまうためです。
ストレスなく商品を検索でき、サイト内を見て、購入することができるということが重要になるのです。
利便性の向上につながる部分として、例えば、検索機能や決済機能の導入などがあります。
ECサイト/ネットショップは、その特性上商品ページが大量になり、大規模なサイトになってしまいがちです。
そのため、サイト内の導線設計にも気を配り、設計段階から利便性を追求していきましょう。
2-6 種類6:採用サイト/リクルートサイト
ホームページの種類の6つ目は、採用サイト/リクルートサイトです。
採用サイト/リクルートサイトの目的は、求職者に自社の魅力をアピールし、応募を促すことです。
最近はインターネット経由で求人情報を探す方も多いため、企業のホームページに採用情報のページを置いたり、専用のリクルートサイトを作ったりする企業が増えています。
2-6-1 掲載コンテンツ
求人サイト/リクルートサイトに掲載するコンテンツとしては、以下のようなものがあります。
基本的な求人情報として必要な情報を掲載しておく必要がありますが、ただ伝えるのではなく、キャッチコピーなどを用いて求職者に訴えかけるのも重要です。
制作予算次第ではありますが、社員インタビューや社員の1日の過ごし方などのコンテンツを作り、入社後に働くイメージが付きやすくするのも効果的です。
2-6-2 ポイント
採用サイト/リクルートサイトは、求職者が知りたいと思っている内容を余すことなく伝えることが、非常に重要になります。
求職者は、就職先や転職先の選定に慎重であるためです。
写真や動画なども用いて、求職者が知りたいと思っている情報を提供するように意識しましょう。
2-7 種類7:プロモーションサイト
ホームページの種類の7つ目は、プロモーションサイトです。
プロモーションサイトとは、何らかの商品やサービスのプロモーションを行うサイトのことです。
そのため、商品を知ってもらう、興味を持ってもらう、買ってもらうという3つが、プロモーションサイトの目的となるでしょう。
2-7-1 掲載コンテンツ
商品やサービスのプロモーションのサイトになるため、掲載するコンテンツ自体は、サービスサイトなどと似たようなものになります。
具体的には、以下のようなコンテンツです。
商品やサービスを始めて知る人に向けた内容にしつつ、動画やイラスト、画像などを効果的に取り入れ、サイト訪問者の購買意欲を高めることが重要です。
2-7-2 ポイント
プロモーションサイトは、紹介する商品やサービスの特徴を際立たせる必要があります。
商品を購入するメリットや、紹介するサービスの魅力を明確に伝えるためのコンテンツを、いかに提供するのかが成功のポイントとなります。
例えば、長くなりすぎないように注意は必要ですが、ページ遷移時に見栄えの良いエフェクトなどを施すことで期待感を高める方法などがあります。
2-8 種類8:ポータルサイト
ホームページの種類の8つ目は、ポータルサイトです。
ポータルサイトは、商品や自社サービスの紹介だけでなく、関連する有益なコンテンツや最新トレンドに関する情報などを提供するサイトです。
ポータルサイトを上手く活用することができれば、閲覧者の興味・関心を惹きつけたうえで、サービスサイトへの誘導を効果的に行うことができます。
また、ポータルサイトは特定のジャンルで認知されると、広告収入や掲載料を得ることができる場合もあります。
2-8-1 掲載コンテンツ
ポータルサイトは、テーマに沿ったコンテンツを配信することが重要になります。
例えば、以下のようなコンテンツです。
これらのコンテンツは情報量が膨大になりやすいため、検索機能の実装も重要である点に注意しましょう。
2-8-2 ポイント
事業にできるほどの大規模なポータルサイトを制作したい場合は、マーケティングが最も重要になります。
業種や地域に特化したポータルサイトでは、既に競合企業が参入済みというケースもあるため、後発では競合に勝つことが非常に難しいという点にも注意が必要です。
3章 自社に適したホームページの種類の選び方3つ
ここまで説明してきたとおり、ホームページには多くの種類があり、自社に適したホームページがどれなのかは、いくつかの点を踏まえて慎重に判断する必要があります。
踏まえるべき自社に適したホームページの種類の選び方は、以下の3つです。
それでは、順番に解説していきます。
3-1 選び方1:達成したい目的
自社に適したホームページの種類の選び方の1つ目は、達成したい目的です。
どのタイプのホームページを作るかは、会社や事業の達成したい目的に合わせて選ぶことが重要です。
ホームページの特徴や性質を理解することで、より効率的に目的達成ができるようになります。
例えば、ホームページをとおして、WEB上から新規顧客の獲得をしたいと考えている場合、オウンドメディアやランディングページが効果的です。
広告やSEO対策などで方法は変わりますが、自社や商品・サービスを知らない方に対しても訴えかけることができます。
他方で、採用活動を強化したいと考えている場合は、採用サイト/リクルートサイトが最適であり、コーポレートサイトやオウンドメディアも候補になります。
求職者が知りたい情報や、企業が求職者に知って欲しい情報のコンテンツを提供できるためです。
このように、事業の目的に合わせてホームページを選ぶことにより、企業の課題解決や目的達成につながります。
逆に言えば、目的に適していない種類のサイトを選んでしまった場合、目的達成自体ができない可能性もあるのです。
そのため、ホームページを制作する際は、事前に目的を明確にしておきましょう。
3-2 選び方2:費用対効果の検討
自社に適したホームページの種類の選び方の2つ目は、費用対効果の検討です。
ブランドサイトやリクルートサイトなどのような、「必須ではないが作っておきたい」などのような場合には、費用対効果を考えることが重要です。
ほとんどの場合、コーポレートサイトやECサイト/ネットショップ以外のサイトはなくても、ビジネス自体は始めることができます。
他のホームページもないよりはあった方がいいですが、制作はもちろん運用に関しても、多くの費用や時間が必要になります。
当然、費用対効果を見込むことが出来なければ、作るべきではないのです。
例えば、「自社のことを多くの人に知ってもらう」という目的であれば、オウンドメディアがなくても、SNS運用だけで足りる場合もあります。
他方で、「お問い合わせや相談の獲得」のような目的の場合、SNS運用ではなく、オウンドメディアやランディングページの運用をした方がいい場合もあります。
予算やマンパワーなどの自社の状況を考え、それに見合った費用対効果を得られるのかを考える必要があります。
3-3 選び方3:事業の優先度
自社に適したホームページの種類の選び方の3つ目は、事業の優先度です。
これは、作りたいホームページが複数ある場合の視点になります。
作りたいホームページが複数ある場合、それらのホームページは「作るべきなのか」、「作りたいだけなのか」を見極める必要があるのです。
例えば、士業の事務所を開業して、独立しようとしているとしましょう。
旧来の営業などの集客方法を主軸に集客するつもりなら、ホームページは事務所の情報や実績を提示し、クライアントの信頼感につなげるための名刺代わりのコーポレートがあれば足ります。
この場合には、オウンドメディアやランディングページのような、WEBからの集客やブランディングを目的としたサイトは必須ではないということになるのです。
他方で、営業が苦手でWEBからの集客を主軸にしようと考えている場合、コーポレートサイト以外にも、集客を目的としたサイトがほぼ必須になることになります。
もちろん、それらを併せた1つのサイトとして作ることも可能ではあります。
実際、最近ではコーポレートサイトの中に企業ブログを併設し、コーポレートサイト+オウンドメディアという形で運用している会社も多くなっています。
しかし、特化していない分どっちつかずになるリスクがあることや、ページ数増加による制作費用増大のリスク、サイト内の導線が分かりづらくなるリスクなどがあります。
そのため、あまりにも多くの種類のサイトを1つのホームページに詰め込むことは、必ずしもおすすめはできません。
その種類のサイトが必要なのかを、事業の優先度から判断することが重要になります。
4章 ホームページ制作ならリバティ・ベル株式会社
リバティ・ベル株式会社は、会社のホームページの製作に力を入れています。
昨今では、コーポレートサイト+オウンドメディアといったような、集客やブランディングまで視野に入れたホームページが多くなってきています。
リバティ・ベル株式会社では、知識がない方でも更新作業やSEO対策がしやすいように、利便性の向上には特に注意を払い、使いやすさを追求しています。
目的も含めてご相談いただければ、お客様に合ったホームページの種類や構成もご提案させていただきます。
是非、お客様に合った、制作後にお客様自身で運用しやすいホームページを制作させていただければ幸いです。
まずはオンライン(ZOOM)にて簡単にご要望をお伺いさせていただき、適切なサービスをご提案させていただきます。
その後のご希望により変動する可能性はありますが、お問い合わせからのメールでのお見積もりも無料で承りますので、お気軽にお問合せください。
料金表については、以下のページから確認いただくことができます。
WEBサイト制作料金表|リバティ・ベル株式会社5章 まとめ
今回は、ホームページの種類ごとの特徴を説明したうえで、自社に適したホームページの種類の選び方について解説しました。
この記事の要点を簡単にまとめると、以下のとおりです。
この記事が、ホームページにはどのような種類があるのかと悩んでいる方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので、読んでみてください。