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起業・独立2024年8月22日
社労士の即独は難しい?いきなり開業(即独立)を成功させるコツ3つ
社労士として即独(即時独立)することに不安を感じていませんか?
多くの社労士が事務所に所属して経験を積む一方で、果たしてすぐに独立して成功できるのか、不安に思うこともあるでしょう。
社労士の即独は、決して容易な道ではありません。
即独の理由は様々で、やむを得ず即独を選んだケースや、自らの意志で即独を決断したケースまで幅広く存在します。
即独後に失敗する主な原因としては、「顧客からの依頼や問い合わせが少ない」「案件を受注できない」など、売り上げが思うように上がらないことが挙げられます。
さらに、「実務経験が不足している」ために案件を適切に処理できない、「ランニングコストが高く、健全な財務体制が維持できない」ことも失敗の一因となります。
社労士が即独を成功させるためには、以下の3つのコツがあります。
即独は難しいとされることが多く、それは事実ですが、十分な準備をしておけば、廃業のリスクを大幅に減らすことが可能です。
この記事を通じて、即独を考えている社労士の皆様に、即独に向けて役に立つ情報を提供できれば幸いです。
今回は、社労士の即独は難しいのかを説明したうえで、いきなり開業(即独立)を成功させるコツ3つを解説していきます。
具体的には、以下の流れで説明していきます。
この記事を読めば社労士が即独する場合にどうすればいいのかがよくわかるはずです。
目次
1章 社労士の即独は難しい?
社労士の即独は、決して容易な道ではありません。
数年間社労士の経験を積んで、案件を処理していくスキルを身に着け、人脈を築いた後に独立する場合には、独立した早い段階で事務所を安定させることもできるでしょう。
これに対して、即独の場合には、事務所を開いてもしばらくは顧客が来ないため、業務の中心は営業活動になります。
安定して案件を獲得できるようにまでにどれだけ頑張っても半年~1年程度はかかるのです。
また、案件をとれるようになっても、それを処理できるだけのスキルがあることも必要となります。
したがって、社労士としていきなり独立して、早い段階で経営を安定させたい場合には、十分な準備をして、適切な計画や戦略を立てていくことが不可欠です。
2章 社労士が即独する理由3つ
社労士が即独する理由は様々です。
やむを得ず即独を選んだケースや、自らの意志で即独を決断したケースまで幅広く存在します。
例えば、社労士が即独する理由としては、以下の3つです。
それでは、これらの理由について、順番に説明していきます。
2-1 理由1:希望する事務所に入れなかった
社労士が即独する理由の1つ目は、希望する事務所に入れなかったためです。
そもそも独立したい地域に希望する事務所が存在しなかったという方もいるでしょう。
また、入所したい事務所はあったものの、新規の社労士は募集していなかった場合には、採用してもらえないこともあります。
このように希望する事務所に入れなかった場合には、即独を選択することになります。
2-2 理由2:入所した事務所に合わなかった
社労士が即独する理由の2つ目は、入所した事務所に合わなかったことです。
入所した事務所がブラックであり、ハラスメントがひどかったり、残業がひどかったりした場合には、早々に退所するという選択をする方もいるでしょう。
また、入所してみたら、自分には合わなかったと感じたり、自分のやりたい仕事はできないと感じたりすることもあるでしょう。
このような場合には、早々に退所して独立するという選択をすることがあります。
2-3 理由3:社会人経験があった
社労士が即独する理由の3つ目は、社会人経験があったことです。
社会人経験があった場合には、新人として他の事務所に入所しにくいという方もいるでしょう。
また、既に一定の人脈等があり、独立してもやっていける自信がある方も多いはずです。
このような場合には、社労士の資格をとってすぐに独立するという方もいるでしょう。
3章 社労士が即独で失敗する原因4つ
社労士が即独で失敗する際には、原因があります。
社労士という職種自体は独立しても十分食べていけるポテンシャルを秘めていますので、理由なく失敗してしまうということはないのです。
例えば、社労士が即独で失敗する原因としては、以下の4つがあります。
それでは、これらの原因について順番に説明していきます。
3-1 原因1:依頼や問い合わせが少ない
社労士が即独で失敗する原因の1つ目は、依頼や問い合わせが少ないことです。
社労士は独立すれば、何もせずともすぐに依頼や問い合わせが来るというわけではありません。
依頼や問い合わせを獲得するためには、正しい方法により営業活動やマーケティングを行うことが不可欠であるためです。
依頼や問い合わせがこなければ、売り上げがあがらないので、事務所を維持することはできなくなってしまいます。
3-2 原因2:案件を受注できない
社労士が即独で失敗する原因の2つ目は、案件を受注できないことです。
社労士も人数が多く競争が激しくなっていますので、問い合わせや相談があっても、必ずしも契約につながるわけではありません。
複数の社労士事務所に相談をして、相見積をとったり、比較したりされることも多いでしょう。
事務所の強みを明確にすることができていないと、競争に敗れてしまい、相談があっても案件を受注できないという状況になってしまうのです。
3-3 原因3:能力や知識が足りていない
社労士が即独で失敗する原因の3つ目は、能力や知識が足りていないことです。
契約を獲得できても、日々の相談を受ける中で、的確な助言や対応をすることができないと、業務を処理することができません。
次第に顧客の信頼も離れていってしまうことになります。
3-4 原因4:ランニングコストが高い
社労士が即独で失敗する原因の4つ目は、ランニングコストが高いことです。
ランニングコストが高くなると、事務所を維持するために必要な売り上げも大きくなります。
例えば、よくあるのがリスティング広告やポータルサイトなど毎月高額の広告費を支出するような場合です。
月に数十万円程度の広告費を支出していて、自分のクビを絞めることになってしまっているということも珍しくありません。
ランニングコストが高すぎると、精神的にも追い詰められていくことになります。
4章 社労士が即独を成功させる3つのコツ
社労士が即独を成功させるためには、コツがあります。
即独は難しいとされることが多く、それは事実ですが、十分な準備をしておけば、廃業のリスクを大幅に減らすことが可能なのです。
例えば、社労士が即独を成功させるためのコツとしては、以下の3つがあります。
それでは、これらのコツについて順番に解説していきます。
4-1 コツ1:顧客を獲得するための手段を事前に確保しておく
社労士が即独を成功させるコツの1つ目は、顧客を獲得するための手段を事前に確保しておくことです。
まず売り上げをあげる大前提として、顧客から案件の十中をできることが必要となります。独立した場合に多くの方がぶつかる壁です。
おすすめの方法としては、自分の事務所でWEBサイトを立ち上げて積極的に情報を発信していくという方法です。
自分の関心のあるコンテンツを多くアップしていくことで、次第に集客力が蓄積して、経営が安定していくことになります。
他にも、交流会へ参加したり、セミナーの企画に参加したりして、少しずつ集客の準備をしていきましょう。
4-2 コツ2:信頼できる先輩社労士との相談ルートを作っておく
社労士が即独を成功させるコツの2つ目は、信頼できる先輩社労士との相談ルートを作っておくことです。
社労士としての仕事をしていると回答や対応に悩むことも出てくるでしょう。
即独であれば尚更です。実際に業務をしないとわからない暗黙知とされているノウハウのような部分は、経験がないと身につきません。
実際に業務をしていく中で悩んだ際に相談できるような関係にある先輩がいるといいでしょう。
4-3 コツ3:必要経費をできる限り抑え、経済的な安定を図る
社労士が即独を成功させるコツの3つ目は、必要経費をできる限り抑え、経済的な安定を図ることです。
先ほど説明したようにランニングコストが高まれば、それだけ必要な毎月の売り上げも増えてしまいます。
逆に言えば、ランニングコストを下げることが出きれば、売り上げが少ない月が出てきたとしても事務所を維持することが可能となります。
例えば、事務所については、最初は自宅で開業したり、レンタルオフィスにしたりすることで、0円~10万円程度まで抑えられます。
また、広告費についても、ポータルサイトへの登録費用やリスティング費用を抑えて、自社サイトなどで集客できるだけの準備をしておけば、費用をほぼ0円に抑えることが可能です。
5章 即独社労士のおすすめブログ(即独社労士の方の経験談)
即独社労士のおすすめのブログ・経験談としては、「わたしの独立開業日誌 #社労士・橋本麻由美」があります。
このブログは、大阪で社労士事務所を開業した橋本麻由美さんが、実務経験がない状態で独立開業した経緯と、その後の経験を共有する内容です。
橋本さんは、厳しい受験生活を経て資格を取得し、資金やコネ、経験がないまま開業。SNSやセミナーを活用して顧客を獲得し、さまざまな経験を積んでいきました。
開業に伴う困難や成功体験、そして「理念」の重要性についても語られています。
開業の魅力は、自分で仕事の裁量を決められることと、人とのつながりだと強調し、今後も成長を続けたいと述べられています。
参考になりますので是非読んでみてください。6章 社労士が即独する際のWEBサイト制作はリバティ・ベル株式会社にお任せ!
リバティ・ベル株式会社は、弁護士が代表取締役を務める会社であり、士業の方のWEBサイト制作に力を入れています。
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WEBサイト制作料金表|リバティ・ベル株式会社7章 まとめ
以上のとおり、今回は、社労士の即独は難しいのかを説明したうえで、いきなり開業(即独立)を成功させるコツ3つを解説しました。
この記事の要点を簡単に整理すると以下のとおりです。
この記事が社労士として即独することに悩んでいる方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。