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起業・独立2024年4月27日
士業は独立しやすい!おすすめの資格と失敗しないための開業準備4つ
士業として独立したいと考えていませんか?
苦労して資格を取得したのですから、自分の名前で自由に仕事をしていきたいという方も多いですよね。
士業は、一般にそれ以外の職の方々が開業する場合に比べて、圧倒的に独立しやすいです。
士業が独立するメリットとして、自由が手に入り、自分の信頼を気付いていくことができ、売り上げも青天井となるという点が挙げられます。
一方で、士業が独立するデメリットとして、先輩などに相談しにくい、自分の責任で処理しなければならない、売り上げが安定しないという点もあります。
士業の独立には初期費用として300万円程度は必要となり、事務員1名を雇用した場合には毎月少なくとも40万円~50万円程度のランニングコストが必要となります。
士業の独立が失敗する原因としては、依頼を獲得できない、ランニングコストが高い、事件を処理できる体制が整っていない、費用倒れになってしまう等があります。
士業が独立開業する場合には、売り上げの見込みを立てる、早めに事務所ホームページを作る、開業場所と事務所を決める、開業の挨拶を行う等の準備を怠らないようにしましょう。
独立後の士業の集客方法としては、ホームページでの集客を行う、交流会などに参加する、セミナー等を企画する、SNSを運用すると言った方法がありますが、自分に合った方法を見つけられるといいでしょう。
実は、士業は、独立しやすいとはいえ、年々競争が厳しくなってきていますので、事務所を構えればすぐにお客さんが来るという時代ではありません。
この記事をとおして、独立したいと考えている士業の方々に必要なノウハウ等を共有していくことができれば幸いです。
今回は、士業は独立しやすいことを説明したうえで、失敗しないための開業準備4つを解説していきます。
具体的には、以下の流れで説明していきます。
この記事を読めば、士業が独立するにはどうすればいいのかがよくわかるはずです。
目次
1章 士業は独立しやすい!独立におすすめの資格は?
士業は、一般にそれ以外の職の方々が開業する場合に比べて、圧倒的に独立しやすいです。
一定の参入障壁がある一方で、原価がなく利益率が高いためです。
また、独立が失敗に終わってしまった場合にも、資格があるため再就職も容易です。
独立におすすめの資格は、以下の7つです。
それでは、各資格について順番に説明していきます。
1-1 おすすめ資格1:弁護士|平均年収958万円
士業の独立におすすめの資格の1つ目は、弁護士です。
弁護士は、「事件」や「紛争」について、法律の専門家として適切な予防方法や対処方法、解決策をアドバイスする仕事です。
一般民事から企業法務に至るまで様々な分野もあり活躍の幅も広い資格になっています。
弁護士になるには、法科大学院に入学し司法試験に合格するか、予備試験に合格し司法試験に合格する必要がありますので、参入障壁も高くなっています。
MS-Japanの行った「弁護士雇用実態レポート2023」では、法律事務所に所属する弁護士の平均年収は958万円とされています。
(出典:弁護士の平均年収【2023年】年代別・業種別・エリア別に徹底調査! | 管理部門(バックオフィス)と士業の求人・転職ならMS-Japan (jmsc.co.jp))
1-2 おすすめ資格2:公認会計士|平均年収746万円
士業の独立におすすめの資格の2つ目は、公認会計士です。
公認会計士は、監査・会計の専門家として、監査証明を主たる業務として、会計・税務・コンサルティングの業務を行っています。
受験資格に制限はありませんが、公認会計士試験に合格する必要があり難易度が高くなっています。
令和5年の「賃金構造基本統計調査」では、企業規模計(10人以上)の公認会計士(税理士を含む)の年収は746万7300円(きまって支給する現金給与額50万6400円、年間賞与その他特別給与額139万0500円)となっています。
(出典:賃金構造基本統計調査 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp))1-3 おすすめ資格3:税理士|平均年収746万円
士業の独立におすすめの資格の3つ目は、税理士です。
税理士は、税の専門家として、税務代理、税務書類の作成、税務相談などを行っています。
税理士になるには、一般的な方法としては、税理士試験に合格することになります。税理士試験の受験資格については、会計学に関しては誰でも受験できますが、税法については学識・資格・職歴の3つの分野のうちいずれか一つの要件を満たす必要があります。
(参照:税理士への道のり|税理士という仕事。|税理士会 (nichizeiren.or.jp))令和5年の「賃金構造基本統計調査」では、企業規模計(10人以上)の税理士(公認会計士を含む)の年収は746万7300円(きまって支給する現金給与額50万6400円、年間賞与その他特別給与額139万0500円)となっています。
(出典:賃金構造基本統計調査 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp))1-4 おすすめ資格4:社会保険労務士|平均年収486万円
士業の独立におすすめの資格の4つ目は、社会保険労務士です。
社会保険労務士は、労働・社会保険の専門家として、書類の作成や提出、相談等を行っています。
社会保険労務士になるためには、一般的な方法としては、社会保険労務士試験に合格することになります。受験資格に一定の制限があり、学歴、実務経験、厚生労働大臣の認めた国家試験合格のいずれか1つを見たいしている必要があります。
令和元年の「賃金構造基本統計調査」では、企業規模計(10人以上)の社会保険労務士の年収は486万0200円(きまって支給する現金給与額33万4900円、年間賞与その他特別給与額84万1400円)となっています。
(出典:賃金構造基本統計調査 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp))なお、令和2年度以降の「賃金構造統計調査」では、「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」との括りで、社会保険労務士、証券アナリスト、アクチュアリー、経営コンサルタント社会保険労務士も含まれてしまっており、社会保険労務士単独での調査は行われていないようです。
1-5 おすすめ資格5:司法書士|平均年収474万円
士業の独立におすすめの資格の5つ目は、司法書士です。
司法書士は、主に不動産登記や商業登記などの登記申請などを行っています。
司法書士になるためには、一般的な方法としては、司法書士試験に合格することになります。受験資格に制限はありません。
求人ボックス給料ナビによると、司法書士の平均年収は474万円とされています。
(出典:司法書士の仕事の平均年収は474万円/平均時給は1,118円!給料ナビで詳しく紹介|求人ボックス (xn--pckua2a7gp15o89zb.com))
1-6 おすすめ資格6:弁理士|平均年収700万円~750万円
士業の独立におすすめの資格の6つ目は、弁理士です。
弁理士は、主に特許権、実用新案権、意匠権、商標権などの知的財産の取得手続を代理するなどの業務を行っています。
弁理士になるためには、一般的な方法としては、弁理士試験に合格することになります。受験資格に制限はありません。
弁理士の年収について、公的なデータはありませんが、平均年収は700万円~750万円と言われています。
1-7 おすすめ資格7:行政書士|平均年収579.8万円
士業の独立におすすめの資格の6つ目は、行政書士です。
行政書士は、主に官公署に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続を代理するなどの業務を行っています。
行政書士になるためには、一般的な方法としては、行政書士試験に合格することになります。受験資格に制限は有りません。
職業情報提供サイトjobtagによると、行政書士の平均年収は579万8000円とされています。
出典:行政書士 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
2章 士業が独立するメリットとデメリット
士業の独立には、メリットとデメリットがあります。
士業が独立するメリットとデメリットを整理すると以下のとおりです。
それでは、これらのメリットとデメリットについて順番に説明していきます。
2-1 メリット1:自由に業務をできる
士業の独立のメリットの1つ目は、自由に業務をできることです。
どのような分野の仕事をするか、どのような方から仕事を受けるか等、自分で自由に決めることができます。
仕事を受けた後にどのように処理するかの方針なども、事務所に縛られずに自分で方針を考えることができます。
また、働く時間や場所などにも制限はありませんので、自分の働きたい場所で働きたい時間に働くことができます。
事務所のレイアウトなども自分で自由に決めることができます。
そのため、士業として独立することにより、自由に業務ができるというメリットがあります。
2-2 メリット2:自分の信頼を築いていける
士業の独立のメリットの2つ目は、自分の信頼を気付いていけることです。
別の事務所に勤務して働いているような場合には、顧客はその事務所に依頼しているという意識が強く、上手く案件を処理した場合の信頼もその事務所に蓄積されやすくなっています。
勤務しながらですと、一人の勤務士業としての信頼は、よっぽど印象に残るような処理などをしないと中々気づいていきにくいのです。
また、仮に勤務士業として事務所の顧客との信頼を築けたとしても、自分個人に仕事を依頼してもらうということも行いにくいでしょう。
一方で、独立した後は、自分の名前で仕事を行っていくことになりますので、上手く案件を処理することができた場合の顧客からの信頼も、自分に集まっていくことになります。
また自分に依頼をしてもらえたり、案件を紹介してもらえたりといったことも、年々増えていきます。
例えば、別の事務所で10年程度勤務し続けた場合と、独立して10年程度業務をし続けた場合では、あなた自身に集まる顧客からの信頼は大きく変わってくるはずです。
そのため、士業として独立することにより、自分の信頼を築いていけるというメリットがあります。
2-3 メリット3:売り上げに限界がなくなる
士業の独立のメリットの3つ目は、売り上げに限界がなくなることです。
士業として勤務している場合には、事務所からの契約に基づいて報酬(あるいはお給料)が支払われることになり、歩合などがあっても処理できる業務量に限度があるため、ある程度で限界を迎えます。
一方で、士業として独立した場合には、案件の分だけ売り上げになり、業務量が増えてきた場合には事務員やアソシエイトの採用を行うなどにより事務所を拡大することができます。
そのため、士業として独立することにより売り上げに限界がなくなるというメリットがあります。
2-4 デメリット1:先輩などに相談しにくい
士業の独立のデメリットの1つ目は、先輩などに相談しにくいことです。
勤務していた頃は、処理や対応に悩んだら、先輩やボスに相談することもあったでしょう。
しかし、独立した後は、少なくとも事務所内に相談できるような先輩などはいなくなってしまいます。
そのため、士業として独立することにより、先輩などに相談しにくいというデメリットがあります。
2-5 デメリット2:自分の責任で処理しなければいけなくなる
士業の独立のデメリットの2つ目は、自分の責任で処理しなければいけなくなるということです。
勤務していたころは、事務所名前あるいはボスの名前で案件の依頼が来ますので、最終的にはボスが責任をもってフォローしてくれます。
例えば、対応が難しくなってきたらボスが引き取ってくれたり、問題が生じる前にフォローしてくれたりするでしょう。
しかし、独立した後は自分の責任で処理していかなければならないので、途中で案件を引き取ってもらったり、フォローしてもらったりということも難しくなります。
そのため、士業として独立することにより、自分の責任で処理しなければいけなくなるというデメリットがあります。
2-6 デメリット3:売り上げが安定しない
士業の独立のデメリットの3つ目は、売り上げが安定しないことです。
勤務していたころは、歩合部分があるにしても、毎月固定の報酬が支払われて、一定の生活は保障されていることが通常です。
これに対して、独立した後については、案件がこなければ売り上げは0円ですし、案件を受けても無事に終了することができなければ十分な報酬は得られません。
そのため、士業として独立することにより、売り上げが安定しないというデメリットがあります。
3章 士業の独立に必要な初期費用とランニングコスト
士業が独立するには、初期費用とランニングコストがかかることになります。
業務を行う上で必要設備や体制などがあるためです。
以下では、初期費用とランニングコストそれぞれを説明していきます。
3-1 士業の独立に必要な初期費用|300万円程度
士業の独立に必要な初期費用は、300万円程度です。
士業1人、事務員1~2名程度の事務所を想定して説明していきます。
事務所を借りる際に、敷金や保証金・礼金、仲介手数料、火災保険として、120万円~250万円程度かかります。
事務所の設備工事をする際に、電話やLAN・電源工事、内装工事費、防火設備工事費などで、70万円~150万円程度かかります。
オフィス用品を購入する際に、事務机、椅子、パーテーション、会議室用の机、書庫、ビジネスフォンなどを購入する費用として、50万円~100万程度かかります。
3-2 士業の独立に必要なランニングコスト|月40万円~50万円
士業が独立した後に必要なランニングコストは、月40万円~50万円程度です。
事務所の賃料は、月額15万円~月額30万円程度はするでしょう。
事務員1人を雇用する場合には、月額22万円~28万円程度はするでしょう。
コピー機のリース代は、月額1万円~1万5000円程度となります。
通信費は、電話代やモバイルFAX費用、郵便代、インターネット代などで、月額2万円~3万円程度は必要となります。
光熱費として、電気代として月額1万円~1万5000円程度は必要となります。
広告費としては、月額0円~30万円程度となります。集客方法によってどの程度費用をかけるかも変わってきます。
その他、雑費として、文房具や印刷用紙、書式代、来客用のお茶代などで、月額1万円~3万円程度が発生します。
4章 士業の独立が失敗する原因4選
士業の独立が失敗することには、原因があります。
失敗の原因を知ることで、独立した際の失敗の予防に役立ちます。
例えば、士業の独立が失敗する原因は以下の4つです。
4-1 原因1:依頼を獲得できない
士業の独立が失敗する原因の1つ目は、依頼を獲得できないことです。
依頼が来なければ、士業の売り上げはあがりません。
昨今では、事務所を開けば依頼が舞い込んでくるという時代ではなくなってしまいましたので、十分な戦略なく独立をしても仕事がないという事態になりかねません。
4-2 原因2:ランニングコストをかけすぎている
士業の独立が失敗する原因の2つ目は、ランニングコストをかけすぎていることです。
ランニングコストが大きくなれば、必要な毎月の売上金額も増えてしまいます。
例えば、月に100万円の経費をかけている場合と月に50万円の経費をかけている場合では、損益分岐点が大きく変わってくるのです。
とくに、必要以上に広告費をかけてしまうことによって、月々のランニングコストが大きく膨らんでしまうという例をたくさん目にします。
独立したばかりでリスティング広告に毎月30万円程度の費用をかけてしまったり、複数のポータルサイトに登録したりするような場合です。
4-3 原因3:事件を処理できる体制が整っていない
士業の独立が失敗する原因の3つ目は、事件を処理できる体制が整っていないことです。
事件を受けた場合に、これを処理することができるだけの体制を整えることができていない場合には、事件が滞留してしまうことになります。
依頼者からの信頼を失ってしまうことになりますし、事件が終了しないので報酬金も入ってこないことになります。
4-4 原因4:費用倒れになってしまう
士業の独立が失敗する原因の4つ目は、費用倒れになってしまうことです。
価格競争に巻き込まれて、必要以上に値下げをしてしまうと、効率的な処理体制が整っていない独立当初ですと、費用倒れになってしまうことがあります。
また、案件の獲得に高額な広告費をかけてしまっていると、売り上げがあっても利益が少なくなってしまいますので、やはり費用倒れとなりがちです。
5章 士業が独立開業前に準備すべきこと4つ
士業が独立開業をする前には、準備を行うべきです。
士業の独立開業の失敗の多くは、準備を怠らなければ防ぐことができます。
士業が独立開業前に準備すべきことの4つは以下のとおりです。
それでは、これらの準備について、順番に説明していきます。
5-1 準備1:売り上げの見込みを立てる
士業が独立開業前に行う準備の1つ目は、売り上げの見込みを立てることです。
独立開業しただけでたくさんの依頼が来ると楽観視することは危険です。独立前に具体的な見通しが経っていないのであれば、安定した売り上げは見込めません。
例えば、人脈から集客していく予定ないのであれば、独立時点において、一定数の顧問先や毎月一定数の紹介があることなどが必要となってくるでしょう。
ホームページからの集客を行うのであれば、独立前からコンテンツを蓄積しておき、ある程度のPV数を確保しておくという方法もあります。
現在所属している事務所との関係で、名前を公開できない場合には、独立までは、匿名ブログとして運用し、問い合わせ機能を消してくおくことになります。
取扱い分野にもよりますが、独立時点で5万~10万PV程度あれば、ホームページからの集客だけで事務所を維持するのに必要な売り上げは見込めるでしょう。
リバティ・ベル株式会社では、このようなコンテンツからの集客を目指したホームページの制作についても承っています。
5-2 準備2:早めに事務所ホームページを作る
士業が独立開業前に行う準備の2つ目は、早めに事務所ホームページを作ることです。
事務所ホームページを制作するには2~3か月程度の期間を要します。
独立した際に周知する際にも、事務所ホームページなどを見せれば訴求力も高まるでしょう。名刺にも事務所ホームページのURLを記載しておくといいでしょう。
また、メールアドレスを作成するにあたっても、事務所ホームページと同じドメインを用いることが通常です。
ドメインの取得の方法やメールアドレスの設定については、事務所サイトの制作をお願いした業者から教えてもらえるはずです。
リバティ・ベル株式会社では、弁護士の事務所ホームページ(コーポレートサイト)の制作を承っています。
5-3 準備3:開業場所と事務所を決める
士業が独立開業前に行う準備の3つ目は、開業場所と事務所を決めることです。
独立するには業務を行う場所と事務所が必要です。
場所によって、問い合わせの量も大きく変わってきます。その地域の案件数あたりの士業数などをよく調べて場所を決めるといいでしょう。
開業の場所を決めたら事務所を決めましょう。必要な広さ、規模にあった賃料、ターゲットとなる客層にあった雰囲気などの条件を満たした物件を探していくことになります。
5-4 準備4:開業の挨拶を行う
士業が独立開業前に行う準備の4つ目は、開業の挨拶を行うことです。
独立したら、お世話になった先輩や知り合い、これまでの顧客などに挨拶を行うようにしましょう。
独立を知って声をかけてくれる方も多いですし、案件の紹介などをしてもらえることも増えていきます。
挨拶の際には事務所のホームページのURLなども添付して、注力している案件や強みを知ってもらえるように工夫するといいでしょう。
6章 独立後の士業の集客方法4つ
独立後に安定した士業事務所所経営を行うためには、集客を行う必要があります。
士業事務所の経営には、案件の依頼があることが大前提となるためです。
どれだけ優れた能力、ノウハウをもっていたとしても案件の依頼が来なければ、事務所を維持することはできません。
例えば、独立後の士業の集客方法としては、以下の4つがあります。
それでは、各集客方法について順番に説明していきます。
6-1 集客1:ホームページでの集客を行う
独立後の集客方法の1つ目は、ホームページでの集客を行うことです。
専門的な情報を積極的に発信していくことによって、あなたのことを多くの方に知ってもらい、関心をもってもらうことができます。
あなたに依頼するとどのようなメリットがあるのか、あなたに依頼するとどのように案件を処理してもらえるのか、実際に悩みを抱えている方に向けて伝えていきます。
価値のある情報を発信していくことができれば、少しずつ問い合わせが増えていくことになります。
リバティ・ベル株式会社では、集客を目指したホームページの制作についても承っています。
6-2 集客2:交流会などに参加する
独立後の集客方法の2つ目は、交流会などに参加することです。
独立した士業の方には、異業種交流会やライオンズクラブ、BNI、青年商工会議所(JC)などへ参加している先生方も多くいます。
交流会で隣接士業や様々な業種や職種との接点を持つことで信頼関係を築くことができれば、相談や紹介などが増えていくことになります。
6-3 集客3:セミナー等を企画する
独立後の集客方法の3つ目は、セミナー等を企画することです。
いわゆるイベント企画型の集客方法です。
セミナーを企画することで自分の関心のトピック、専門的に扱うトピックについての情報を発信していくことができます。
参加者からは、先生として意識してもらいやすくなり、接点を持つことができます。
6-4 集客4:SNSを運用する
独立後の集客方法の4つ目は、SNSを運用することです。
士業の先生の中には、Facebook、X(旧Twitter)、Instagramなどを上手に使って集客に繋げている先生もいます。
定期的に魅力的な発信をしていかなければならないのと同時に、炎上リスクなどもあるため、向き不向きがあります。
7章 士業が独立する際のWEBサイト制作はリバティ・ベル株式会社にお任せ!
リバティ・ベル株式会社は、弁護士が代表取締役を務める会社であり、士業のWEBサイト制作に力を入れています。
WEB制作業者はたくさんありますが、業者ごとに得意不得意があり、士業の業界に精通している業者はごくわずかです。
リバティ・ベル株式会社では、士業のホームページやオウンドメディアの運営について圧倒的な経験とノウハウを確立しています。
例えば、士業がホームページを制作するにあたっては、「品位を害するような記載はしたくない」、「解決事例を自分で更新できるようにしたい」、「料金表を簡単に更新したい」などの要望があるはずです。私自身がそうでした。
是非、先生方が独立するにあたって事務所の財産となるホームページを制作させていただければ幸いです。
まずはオンライン(ZOOM)にて簡単に先生のご要望をおうかがいさせていただき、適切なサービスをご提案させていただきます。
お気軽にお問合せください。
料金表については、以下のページから確認いただくことができます。
WEBサイト制作料金表|リバティ・ベル株式会社8章 まとめ
以上のとおり、今回は、士業は独立しやすいことを説明したうえで、失敗しないための開業準備4つを解説しました。
この記事の要点を簡単に整理すると以下のとおりです。
この記事が独立したいと悩んでいる士業の先生の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。